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パワハラは野村の文化?

2021-01-22
私は今年で41歳。小中学は岐阜の公立でしたが、今思い返すとパワハラ、体罰がまだまだ受け入れられていた時代でしたね。「ろくでなしブルース」までは行き過ぎですがw、教師の気に入らないことがあったら怒鳴られる、立たされる、叩かれる(殴られるまではなかった)ということが罷り通った時代です。私は私で元来そういうことが許せない性格だったので、そこからは「ガン無視」ですw授業中でも教師は存在しないことにします。

社会人になって野村に入ると、そのパワハラ文化を増したものが、代々継承されて続いていました。

研修中、問題を解き終わって欠伸をしたら叩かれる
毎朝朝礼で一方的に精神論を聞かされる
上司が気に入らないことがあると、社員全員の前で公開処刑
PCに両手でタイプするために受話器を首で持っていたら怒鳴ってくる
場中、トイレに行くだけで、トイレに行き過ぎだと言われ、行く前に報告しろと言われる
気に入らないことがあると、ゴミ箱をボコボコに蹴る
有給休暇の使途を言わされる
なぜか海外に行く時だけどこに行くのか事前に報告しろと言われる


13年経って思い出すだけでもスラスラ出てきますw私世代はそんなのも日本の文化の一つ、社会のバグの一つだと飲み込めるので、無視して正しいことをするだけでしたが、今の時代になったらSNSやYouTubeでみんなそんな問題を話してますよね(なおその後、野村もコンプラ強化でなくなったよう)。

と書いている私も決してこういうパワハラが絶対に間違ってると考えている人間ではありません。自分が人の上に立つようになったから言ってるわけではなくw、人によりますが、言葉で伝われない人もいます。何をしてもそもそもの心が曲がっている人、論理的思考ができない人、言い訳ばかり用意している人。子供は意外にもまだ1対1でちゃんと話せばわかったりしますが、大人になってしまうと本当に変わることが大変です。そしてその事象の深刻さを伝える手段が必要です。ここは絶対に変わらないといけないところと、本人の選択で変わりたければ変わったらいいというところがあります。それを伝えるのって難しいですよね。

また社会がパワハラダメだって言ってるからダメだと思うというのはひどい考えです。社会がどう思ったって、TVで何を言っていたって、昔から本質は何も変わっていません。やるかやらないかです。社会も他人もマスコミも言ってるだけで、あなたの人生のために何かをしてくれるわけではありません。よっぽどパワハラをしてくる上司、教師、親の方があなたのことを思ってしてくれています。パワハラという誰もしたいわけではないことを通して(何も考えていないサラリーマンもいますがw)。何かを言われたら、まずは素直にその言動の意味を考えてみましょう。自分が変わることで自分が成長できることはその場で変わりましょう。それでも間違っているところは、間違っていると伝えるか、無関心で過ごしましょう。
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大企業と社員と乗り換え勧誘

2019-09-11
久しぶりに野村證券にいた時の話をしたいと思います。そもそも4年半しか勤めてないし上に辞めて10年経ってるしで、もうほとんど思い出すこともないし、たまに元同僚と話をすると諸々思い出すという程度ですが、ふとかんぽ生命の乗り換え話を読んでるうちに思い出したことがあります。

野村やかんぽなど大企業になると、従業員が多すぎて役員会議で決めた会社の指針が末端まで届くかどうかっていったら結構厳しいものがあります。『ダークサイドスキル』という本にも書いてありますが、経営者(役員)がたまに支店に顔を出すといっても、当の支店にいる支店長はじめ社員達は当然ながら良い報告しかしません。改善点もまとめて報告はしますが、本当の問題点というのは隠されるものです(出世のため)。だから企業というのは中間管理職にあたる30〜40代の層が鍵を握ると本にも書いてあります。

野村の私がいた当時の支店も社員が100人を超え、十分それだけで一大企業という括りになる規模感でした。野村というのは総務部を除いたら基本皆営業マンで、自分の顧客を持って稼ぐというのが仕事です。数字が人格とも言われるくらい、稼ぐということが目的でした。

といっても誰かがかんぽ生命のようにひどい乗り換えをしていたとかいう話は私は知りません。きっとしてる人もいたんでしょうけど、末端の一営業マンにはそれは見えませんでした。けれどたまに出席するサテライト会議で聞く役員の話と、支店の管理職が話す内容に大きな乖離があることは、末端の社員である私にも十分わかりました。経営の方向性と制度がこうなっているのに、伝言ゲームの結果一番最後に降りてくる言葉が間違ってるのです。経営方針と会社の制度の通りに仕事をして数字を出してもおかしいと言われます。経営陣に向かえばいいのか、顧客に向かってればいいのか、上司にむかってればいいのか、総務部に向かってればいいのか、矛盾だらけの職場でした。

ただそれがダメという話ではなく、会社というのはそういうもんなんだろうな、って今では思えます。広い目で見てる経営陣が決めることと、顧客に会って目の前の問題を解決しないといけない、もしくは数字をあげなければいけない社員、それを監視する総務では見える世界が違うもんだろうと思います。だからそれぞれの役割が必要なんだろうとも思います。

ゴルゴ13も最新刊で言っています。

「俺は俺の舞台を生きているだけだ。おまえと同じにな。」

それぞれの価値観、仕事、生きる目的でそれぞれが生きていけばいいですよね。
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金融ってどんな世界?

2014-02-21
野村證券を辞めてから(もう随分前ですがw)、金融の世界以外の人と関わることが多いです。海外のヘッジファンドや保険会社とは会ったりするので、日本の金融マンと会う機会がめっぽう減ったと言っていいでしょうか。

ふと他の業界の人と話していると、金融って不思議な世界と言われます。皆、お金というものに関わっているはずなのに、どこからも教えてもらうことがなかったからか、そもそも金融という分野が何をするところなのか知りません。知っていることと言えば、自分の給料が銀行に振り込まれて、ATMからキャッシュを引出して使う。そのくらいでしょうか(笑)。

だから運用しましょう!という話は本日はさておいて(笑)、我々金融の人間がどのような世界で生きているのか?ビジュアルで一番わかりやすいのがこれ(笑)。日米で微妙に違うので両方見てください(僕は米国版の方が好き)。





(途中で出てくるマシュー・マコノヒーはレオナルド・ディカプリオにセールスを教える先輩)


金融の世界は「数字、金、時間」これだけです。あとの紙切れ(書類)とかセールス(会話)とかはおまけ。ひたすらこの3つをくるくる回転させて儲けます。方法や速度が、金融の中でも業種(ブローカレッジ、トレーディング、投資銀行、ヘッジファンド、商業銀行など)で異なってますが、効率が良く速度が速いところほど稼げるようになっています。

金融以外の世界は、例えばファッションであれば物を作ってそれを販売します。車や電機など製造業は皆そう。商社・物流・貿易はそれを運びます。広告代理店ですら、広告という物を作っているので、本当に何も作らず「数字、金、時間」だけを動かして儲けるのは金融だけかもしれません(コンサル業は金を動かしません)。

そして物がない分、すべては自分の脳みそと口、足で決まります。脳みそで情報収集をし、今後の相場予測を立てる。それをわかりやすく魅力的に伝えるとお金になります。足は以前は使ってましたが(今なお使っている人もたくさんいますが、、)、最近はネットの発達でオプションになってきましたね。

ということで、言い方に語弊があるかもしれませんが、その人の能力そのものが直に数字とお金に繋がります。その人がどんな人かなーと見ると稼いでる年収がわかるというところでしょうか(笑)。

かなりアバウトな説明ですが、きっと難しい金融用語を使うよりも、金融以外の方には伝わるんじゃないかと思いました。。





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証券マンの債券セールス手法

2013-06-14
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証券マンをやっていると時と場合に応じたセールストークを用意できるようになります。例えば今募集しているこちらの2つの債券。


発行体:ソフトバンク株式会社
利率:1.74%
期間:5年
利払:年2回
取得格付:A(JCR)

詳細はこちら

発行体:ソニー株式会社
金利:0.86%
満期:5年
利払:年2回
格付:A-(R&I)、A(JCR)

詳細はこちら



どちらがいいと思いますか?どちらも同じ期間ですが、金利はソフトバンクの方がいいのでソフトバンクの方がよく見えるかもしれません。当然その分、格付けが低いのですが、投資家は自分の知っている企業(得てしてTVなどでたくさんCMをしている企業)はただそれだけで安心するものです。財務諸表など読めませんからね(笑)。

ということで、この2つがあったら営業マンはまず売りやすい、キャッチが効いているソフトバンク社債から売ってしまいます。それもソフトバンクの社債のチラシだけを見せてセールスするのではなく、ソニー社債のチラシも一緒に見せて「こちらの方が金利が高くていいですよ。」と見せます。

さてやっとの思いでそれでも世界から見ると金利の低いソフトバンク社債が全部完売しました。次はソニー社債を完売させないといけません。残ってしまいました、は引受会社である証券会社ではあってはならないことだからです(この場合の証券会社の顧客というのは個人投資家ではなく発行体ソニー株式会社)。

この場合、証券マンのセールストークはどうするのか?もちろん金利の高いソフトバンク社債のチラシなど見せません(笑)。ソニー社債とまた他の金利の低い社債チラシなどを持って行って、ソニーの「信用度」を熱く語るのです。信用度を語るとその裏返しとして、低い金利は安全の証拠、ということになります。

金利が低い今だからこそ日系企業の社債発行(資金調達)がとても増えています。いくらでも選択肢はあります。証券マンのセールストークを鵜呑みにはしないでくださいね。。




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好景気の証券マンと不景気の証券マン

2012-12-09
久しぶりに現役証券マンに対してブログを書いてみようと思います。よく相談をもらうわけではないのですが、見ていて明らかに悩んでいることがあると思います。それは・・・

「会社から正しいと言われることと現実に自分がしていることにあるギャップ」

です。

先に結論づけておきますが、これは必ず発生します。ずっと株価が上昇している米国ならまだマシかもしれませんが(それでも規制や金融再編などで変わる)、日本の今までの株式相場を考えたら当然のことだと理解することができます。

ここで日経平均のチャートを確認しておきましょう。

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証券マンにも年齢が色々で、若手もいれば中間管理職の年齢、支店長にもなる40代の証券マン、50代になるとうまくいけば役員でしょうか。彼らが勤めてきた(セールス)していた時のチャートを確認してみてください。景気が拡大していて株価が上り調子の時は、

「買ってください」

と言っていれば顧客のためになっていました。買えばなんでも上がったのだから当然ですよね。買うことを背中から押してくれればよかったのです。しかしデフレになって、景気が後退していく時はどうでしょう?

「日本株を空売りしましょう」

と言えますか?以前の『野村證券物語』でも書きましたが、大口顧客である日系企業の株を「売る」ということは、その企業の株価を下げる手助けをするということで、とても証券会社の中では評価されません(証券会社が大手であればあるほど)。となるとどうしてきたか?買っても下がったら、

「この株はもうダメです。塩漬けになる前に損切りをして上がりそうな株を買いましょう。」

となります。要は損をさせて手数料をもらい続けるだけのビジネスをすることになります。

さてここで一人間である営業マンはどう思うでしょう?

1)こんなことをしているのはおかしい。やりがいない。
2)これも会社のため。サラリーマンとしてはこれをすることが仕事。プロフェッショナル!


大きく分けるとどちらかです。1)の場合、それでも自分から変化することができず会社に居続ける人間と、自分からやりがいある仕事を求めて転職していく人間でわかれます。

2)の場合、杭も出さず長く会社にいつづけることを目標とする証券マンとせっかく自分を誤魔化してサラリーマンを続けるのであれば、出世できるところまで出世する、となるかのどちらかでしょう。

それぞれの人生なので、どれいい悪いということもありません。ただ認識しておいてもらいたいのは、証券マンであれば誰しもがどこかで「会社から正しいと言われることと現実に自分がしていることにあるギャップ」を感じるということです。あとは自分がどの選択をするか、というだけの話なのです。それは自分で会社ではなく自分ですることなのです。

愚痴を言うだけの証券マンもいれば、正義感あふれる証券マンもいます。さっさと辞める証券マンもいれば、長く居続ける証券マンもいます。けどなかなかこうした事実を公にできないものでしょう。会社の中にいれば現在自分がいる環境にとっては「ネガティブ」な発言になってしまいますし、ましてや会社で発言したら当然問題になる。かといって辞めた後は、一会社で証券マンをしていたことなんてちっぽけなことに変わります。逆に関心が薄くなってしまって、特に誰かに教えることも論じつこともなくなるでしょう。

けれどどんな人間も正しいと思うことをしなかった時の感覚というのは忘れないものです(私はそう思います)。それを誤魔化すかどうかだけです。男性(女性を否定するつもりではないのですが)にとって仕事というのは人生の1/3を占めるでしょう。多くの証券マンは1/3どころか2/3くらいでしょうか(笑)。そんな人生で大きな比重を占めるところを誤魔化した人生はどうなるか?証券マンでない方も、実際証券マンをしなくても答えはわかるでしょう。

答えはハッキリしています。悩む必要はありません。行動あるのみです。



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