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いい大人が「自分は頑張ってる」なんて言わないで

2021-01-28
いい大人が一番言ってはいけない言葉。

「自分はこんなに頑張ってるのに・・・」

人は赤ちゃんとして生まれてから、文字を読み書きできるようになり、自分で勉強をするようになり、自分が好きなこと、没頭できることを見つけ、職業としていくことを決める。最初は頑張ってご飯を食べる、頑張って親が話していることを聞いて理解しようとする、頑張って話してコミュニケーションを取る、頑張ってあいうえおを覚える、頑張って本を読む、頑張って習い事をする・・・って頑張ることがまずは目標です。頑張れることを当たり前になっておくことが子供の頃にしておかないといけないこと。頑張って受験勉強して合格して大学へ行く。受験勉強なんて社会で全く役に立たないし、大学の講義のほとんどが役に立たないけど、頑張れたことに意味があります。脳みその良し悪しはありますが、頑張ったランキングをつけるのが大学受験です(私個人の考えとしては、同じように頑張るなら受験勉強なんかじゃなくて、大学なんて行かず、最初から自分がしたいことに向ければいいと思いますが)。

しかし社会へ出ると違います。頑張ったことが評価されたら、そんな理不尽な社会も会社もありません。社会にどれだけの価値を提供したか、会社の売上にどれだけ寄与したか、つまりは結果が全てです。結果が出てなくても頑張ったから評価してくれなんて、頑張らない子供が言うことです。


「頑張っているけれど、コロナのせいで営業成績出ませんでした。」
→まず株価は絶好調です。コロナ脳な国民多かったろうし、企業業績も絶対に悪いけれど、投資家マインドは高く、結果も絶好調でした。自分までコロナ脳になって、足元のできることをやらなかっただけでは?

「頑張って起業できること探してるけど、なかなか見つからないんです。」
→起業をすることを探してる時点でズレてますw頑張るのは今している仕事。今している仕事が不満で起業するとか、転職するなんて人間は永遠いい先見つからないし、成功もありません。今の仕事を真剣にやって結果を残したら、その先に起業なり転職なり、社内での出世が見えてくるんです。

「私達だって、頑張ってるのに日本人が日本の悪口を言うなんてどうかしてる」
→日本にいるから頑張っても成果出ないなら、日本から出たらいいでしょう。日本から出る努力はしましたか(海外渡航、語学習得、海外で就職など)?ヒトラーと同じ民族主義??ここまで来るともう笑えない。ちょっと危ないですよ。


子供にすら「頑張れ」なんて言葉をかけてはいけません。頑張ることが目標となってしまい、結果を出すこと、その先の目的のためにやっていることを子供が認識しなくなってしまうからです。頑張るなんて当たり前。大人になったら誰でも何も言われなくてもみんな頑張っている。目指すのは・・・

「頑張らずに結果を出すこと」

子供はなかなか理解できませんが、頑張ることが当たり前になった頃、徐々に理解してくれるようになるでしょう。
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学ぶことと成功することの違い

2021-01-26
以前にも書いているような気がするんだけど、海外来ても同じ経験にあっているので再記。

大人になっても学ぶことは続けるべきです。私も40を超え中年となりましたが、、50歳を超えても学んでいる人たちたくさんいます。けれど学ぶことと成功することは別物。成功するために学んでいるのであれば、実際に行動して成功させないといけません。それは誰のためでもなく、自分のためであるはずですから、自分のやり方で成功すればいいんです(人と同じことをやったら成功しないことはもうわかってますよね?)。

これは以前も書いたセミナー族の話です。「〜会」「〜グループ」でも構いません。セミナーに行ったり本を読んだりして勉強することはいいことですが、学ぶことが目的になっていませんか?学びたいと思ってる他の参加者と戯れたりしていませんか?学ぶことが目的となってもいいんです。それならそれで見識も広がるし、生きていく上で何事も知らないよりは絶対に知っていた方がいいです。けれど成功したいなら実行しないといけませんよね。なので成功するためには、セミナーに参加しない、「〜会」を止めるという決断がどこかで必要になるんです。

けれど成功するためのセミナー、勉強会を主催してる人はそれをちゃんと話してくれますか?

「あなたはこのセミナーの内容を聞いたら、もう2度とセミナーに来てはいけません。すぐに自分のビジネスと24時間365日向き合って、結果を出してきてください」

と言ってくれますか?言ってくるようなら、そのセミナーは成功者を作るためのセミナーです。もしまた次のセミナーの呼び込みでもしてようものなら、それはセミナーでその人が稼ぐためにあなた達が存在します。

もし「〜会」という有志で勉強するような会で、仲良く勉強していたとして、その仲間達はあなたに「もうここには来るな」と言ってくれますか?異業種と交流することも多少必要ではありますが、あなたが成功することよりも優先されるべきことではありません。成功するには四六時中あなたのビジネスに、顧客に向き合わないといけませんから、やめることをアドバイスしてくれた人が本当の仲間です。

同じくニュースばかり見てる人も時間の無駄です。大学生も証券会社でも、社会のことを知って営業で、面接で、話ができるようにと毎日新聞を読まされますが、経営者は大きな流れと業界情報さえあれば、それ以上のニュースは必要ありません。日々流れてくる取り止めもない情報から自分を遮断するのも必要な判断です。

せっかくやっているビジネスなんですから、成功しましょう。成功すると関わる人も見えてくるものも違ってきますよ(私もまだまだ成功を目指している者です)。
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何もしないか今を生きるか(教育)

2021-01-26
ハワイに住んで3年になります。2020年、コロナ(COVID)が発生しました。ハワイは観光業に頼りっぱなしの経済なので大打撃です。経済というのは全てリンクしていますから、観光業でビジネスがなくなり、多くの店が休業、閉店することになると、ロコ(こちらでは地元の人をそう呼ぶ)の働く先がありません。今は助成金が出ているので、「働くなくても金もらえてラッキー」くらいに思ってるかもしれませんが、この過去最大の風評被害で飛行機も飛ばなくなれば、人が集まる仕事(観光業)は長く不況を続けることになります。

こちらの学校は日本と同様、公立と私立に分かれており、公立は公務員らしくコロナの影響で全てオンライン授業となってます(この点、日本よりもコンサバ)。読解力がついた後の子供達はそれでもまだいいですが(むしろ頑張る子には効率的)、まだ言語力が十分ついていない幼稚園、小学校低学年には致命的です。公立は基本無料なので、お金がない家庭の子が行きます。お金がないということは、親御さんに経済力がないことを指し、経済力がないということは、教育含む社会全般のことに理解が足りなかったりします。そのためオンラインが続くこと、家庭で子供がどこまで勉強をしたらいいのか、学校と家庭の勉強方法の違い、などにも無頓着。この状態が既に半年経過していますが、子供達には大きな差が生まれているのが目に見えてわかります。影響は勉強だけでなく、学校という社会に参加していないのですから、社交性も身につかないし、友達もできません。コミュニケーショの相手は親、兄弟だけです。

対して私立は自分たちで決めることができます。1番楽な決断が「公立の決定に従う」ということですが、こういう学校は稼いでいる親も生徒も心が離れていきます。次に最初はオンラインだと言って逃げていたけれど、オンキャンパスに変わった学校(もしくはオンラインとの選択制)。彼らは結局コロナが大したウィルスではないとわかり、子供達も教師も普通に学校へ通っていることで、それが当たり前だという感覚に戻っています。だからといって特別なことをするわけでもなく、従来のカリキュラムの通り授業をしていて、普通通りに生徒は育っています。それだけで公立(もしくはオンラインを選んだ生徒)とは大きな差ができてます。

習い事も同じ。語学学校、ピアノ、チア、水泳、サッカーなど、安易にオンラインという選択を取った教室に未来はありません。オンラインで生徒が育つなら、コロナなんて関係なく最初からオンライン化すべきだったんです。それをその時しないで、コロナになったからオンラインにしようなんて、そもそも子供を育てる気が感じられません。そういうところからは、親も生徒の心も離れていきます。子供を育てる者が率先して、学ぶ姿勢、変わる姿勢、人を導く姿勢を見せないといけないのです。

その点、日本の学校でも変わらずオンキャンパスで、時短なし、生徒にマスクすらさせない学校もあります。むしろこれは教育者としてとても素晴らしい姿勢だと思います。どんな状況でも学ぶという意思を感じさせてくれます。そういうところに子供を預けたいと稼いでいる親は思うことでしょう(実際にこういうところは学費も高いw)。

漫画「マスターキートン」で出てくる恩師である大学教授は、戦争下でドイツ軍が攻めてくる中でも講義をやめませんでした。

「人間は学びたいという心さえあれば、どんな所でも学ぶことができる」

これは大人になっても同じです。この恩師も生涯考古学について学び続けていました。子供達はもっと「学びたい」と思っていることでしょう。

コロナだから学ぶことより安全を取るのか?

教育者なら、立派な大人なら、ちゃんと学ぶ機会を与えることを選んでほしいと思います。
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わからなかったら逆説で考えてみよう

2020-08-26
新しいことをする時、自分の知らない世界について理解する時ってあるよね。人間みんなどっちかの方へ偏った考え方や生き方をしてるから、まずその存在を理解するだけでも難しい。例えば日本にいる日本人。日本語しか話せなくて、日本でしか住んでいなくて、日本人ばっかりと接触して、日本のマスコミから情報を取ってる。収入も日本円、家も不動産も日本円、年金も日本政府からもらっている。世界はこんなに広くて地球儀で見たら日本なんて探すの大変なくらい小さいのに、恐ろしく偏った世界だよね。

単一で生きている人達ほど、考えも思想も世界観も偏ってしまうもの。だから基本的にはこれからの(本当はもう随分たつんだけど)グローバライゼーションで知らないことに直面することが多くなる。そういった時に役に立つのが「逆説法」。こんな感じ。

例えば、私がコロナの時期に海外いると、

「海外いるからコロナ感染しやすいんじゃないの?」

という人がいる。感染者数見ての反応なんだろうけど、だったらParisで気にせずソーシャルディスタンスも微妙で、マスクも一応してますでやってる飲食店やデパートはクラスターになるの?飛行機乗ったり外国人と接触したら感染リスク高まるなら、今頃世界中の人もっと感染してるよね?PCR検査して陰性で14日間隔離されてる人と、何も検査しないでそこら中で人に接触してる人、どっちが危ないって後者でしょう。

例えば、コロナ関係なく私が海外いると、

「テロとか危ないんじゃないですか?」

と聞かれる。そりゃあテロは危ないけど、そんな生きてて目の前でテロが起こることなんてよくあると思う?日本にいて地震や台風にあってる回数の方がよっぽど多いよ。そこで生きてる人がいるってことは、それでも生きていけることを理解しよう。

例えば、体重40kg以上じゃない女性がいい(身長にもよるので、身長150cmを例に)と発言したら、

「体重で女性を評価するなんておかしい」

ってデブが言う。いやいや、努力しないから体型維持できないんでしょう(歳取るにつれて大変だろうけど)。最初からそんな男女差別だとかステレオタイプなこと言って、努力しないから魅力的じゃないんだよ。努力してる人は体重も抑えられるし、肌もきれい、オシャレ。そうじゃないのは努力をしていないだけ。

例えば、みんな同じこと言ってる日本のコミュニティでくすぶってる人がいる。

「海外出た方がいいんですかね?」

そりゃあそうだ。いつだって海外へ出たほうがいい。特にこんなコロナでポピュリズムで、みんな同じような考えして、同じ行動パターン取ってる中、単一国家日本にいたら頭おかしくなってしまう。海外で住めと言ってるわけじゃなく、海外へ出て多様性を感じて、また日本へ戻ってバランス取ったらいい。それを当たり前に生活の中でできるのがアメリカでありフランスだけど、日本はそれができない社会なんだから、行動するのみ。

パターンわかってきた?自分が何か疑問に思ったら、まずは真逆の考え方をしてみよう。今回は私が回答したように書いてあるけど、実際はこれ自分の頭の中だけで瞬時にできる。日々の生活の中の細かなことまでジャッジすることがあるよね?その時まずは全て真逆の考えを自分で提起してみる。その上で、自分がこれまでと同じ考え方を選ぶならそれが人生の選択。新しい価値を選ばなかったという選択。その結果が現在であり将来。

意識してみてね。
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肯定的なことを言おう

2020-07-26
毎日うちのメンバーがブログ書いてますよね。人によりますが、一日1記事、多い時は2記事上げてます。ブログを書くという作業は常日頃からインプットする作業とアウトプットをする作業とを繰り返していく鍛錬になるため、必ず何かしら成長することができます。ブログを書こうと決めたのに書けない人というのは、言語力の問題もありますが、この鍛錬が永遠できないということになります(最後はインスタになるかただの傍観者になるか)。

その記事の内容を私はほとんど意見しません。基本的なプリンシパルは同じだから一緒に働いてるので、細かな考えや分析、行動は各自自由にした方が、発想豊かに、またそれに伴った多種多様な顧客が見つかると思っているからです。しかし唯一言っていることが・・・

「肯定的な文章を書くこと」

肯定的というのは何かと言うと、

1)物事の事象をあるがまま捉えること(そこに不平不満、バイアスを持たない)
2)わざわざ言わなくていいことも、言ってあげること
3)何事も将来どうなるかなんてわからないんだけど、自分が思うこと、そのための対処法をハッキリと伝えること


です。

1)最近中年になってきたからか、若い頃は社会や未来、世界に希望を持っていましたが、なんか知れば知るほど社会も国もメディアもひどいことだらけですよね。綺麗事はたしかにそこに存在するとしても、その存在価値って10%にも満たないと思います。けれどその社会も世界もそもそもそこにそうあるものなんです。僕らが気づいたのが今だからであって、これを何百年前から(もっと前から)永遠と繰り返してきます。テクノロジーが進化したとか、差別がなくなったとか、男女平等になったとかそういう進化はあれど、社会のあり方はずっと同じなんだと思います。それに対して不満を言って何になるんでしょうか。不満を言うということや怒りが人の原動力となることはわかります。その方が口は進むし、文章も進みます。けれどそれを言ったところでどうにもなりません。言われて反応するのはまた同じように不平不満を持っている人だけです。as isで受け入れてる人達はそういう人から距離を置き出します。肯定しない人が誰にも助けられないで、人生全前進しないことを知っているからです。前進しようと肯定して生きている人は、肯定的な言葉を周りにもかけることで、自分と同じような前進する人達だけと生きていきます。

2)そこで余裕がある人は(つまり普段から肯定することが当たり前になっている人は)他人にも肯定的な言葉をかけてあげます。

「そうだよねー」
「あるある」
「いいねいいね」
「良かったね」
「肌綺きれいだね」

とかなんでもいいんです。一言目が肯定的だと会話もスムーズになります。日本は特にですが、海外でも都市化とデジタル化が進んでいることで、わざわざ必要のない言葉を発しなくてもいいって勘違いしてる人が増えています。話せばいいことも文章で伝えたり、「いいね(LIKE)」で済ませたり。これはタスクの効率化と距離を縮めるために使っているツールであって、目の前にいる人にすることではないですよねwわざわざ目の前にいる人に(赤の他人でもOK)話しかけてみてくだださい。生産性のない会話をしてみてください。肯定的なキャッチボールは人生の潤滑油になりますよ。

3)わからないことを「怖い」と思い、その怖さからの逃げて何でも否定している人がいます。これは単に逃げているだけで、向き合ってもいなければ、問題解決もしていませんよね。誰だって「怖い」という気持ちは持っています。私にもあります。けれどそこで逃げず、向き合い、問題を浮き出して、解決する算段をして、行動する。これを繰り替えしていくことで、怖さを克服できるようになります。肯定の半彝語は否定ですよね。自分が何かを肯定できてないなって思ったら、何かに怯えているんじゃないかともう一度見つめ直してみましょう。

そしてその解決策をアウトプットしてください。それが間違っててもいいんです。なんでも結果論で揚げ足取ってくる上記のような否定者が多いですが、そんなのは無視するかブロックすればいいだけで、そこまで向き合ったことが大事ですから、堂々と発言してください。そして間違っていたら、何が間違ってたんだろう?ともう一度検証すればいいんです。だから成長します。向き合わず、発言せず、独り言のように永遠自分の中でだけぐるぐるしてたら「怯え」が増長しますよ。

そういえば、昔野村で営業をしていた時に、この「怒り」と「怯え」を抱えて、ずっと資産が塩漬けになっていた顧客がいました。私は前の担当から引き継いだだけで、経緯は知りませんが、顧客管理システムを見たら「塩漬け」という状態がわかります。そしてその銘柄はもう今後上がる見込みはありません。だから営業マンとしては当然売却をして新しいものに乗り換える提案をします。その時は2007年とかでまだまだ金融危機前です。私はインド株投信を勧めました(元々株資産だったのでリスク許容度はある)。長期的にインドは人口が増えていくし、BRICsに入っているように、今後国民の所得増とともに消費が爆発することが目に見えていたからです。結果、投資したらその年、下がってしまいました。するとその顧客は私の上司に

「あの営業マンは肯定的なことしか言わない」

と言うんですwそりゃあそうですよね。リスクとリターンを合わせて肯定的な面があるから営業しているんです。インド株を勧めているんです。2008年のリーマンショック前日に私が野村を退社してるので、その後その方がどうなったかは知りませんが、結果は御存知の通り、金融危機時は下がったけれど、今は大幅な利益が出ていますよね(ちゃんとその人が保有し続けていたら)。

繰り返しになりますが、「怒り」「怯え」と「肯定」は対局にあるものです。自分がどちらにいたいかはハッキリしてますよねw?きっとみんな肯定的でいたいと思うはずです。しかしイージーに生きていると「怒り」と「怯え」の引力に引かれて、そういう人達ばかりが周りに残るようになります。しかしそこからは何も生まれず、不幸だけが残り、本当の友達もメンターもいません。肯定をする人達はそこに関わらず、どこにいても楽しい会話と人間関係があります。それが特別でもなく当たり前なんです。与え、与えられ(プレゼントじゃないですよw)、それを繰り返して運を獲得していきます。実は俗に言う「成功」はその先にあるんです。「成功」の話はまたいつか。
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