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4つ目の言語を勉強する生徒たち

2017-08-11
今Parisにきて、フランス語の学校へ通ってます。私の都合上今回は1ヶ月しかいれないので、1ヶ月ネオとクロエ(赤ちゃんチワワももう7歳)と一緒に暮らして毎日午後学校へ通ってます。

僕は過去外国語留学を2回、天津(南開大学)とボストン(ボストン大学)へ中国語と英語のためにしていて、今回3年ぶりに3度目の語学留学。そして言語としては日本語を入れると4カ国語目となります。

そして今回新たなチャレンジとしてはヨーロッパでの留学ということ。他の生徒もヨーロッパ圏が多く、皆さんご存知の通り、ヨーロッパは多文化、多言語集合体なので、3カ国語話せるという生徒がほとんどです。ちなみに私のクラスメートとそれぞれ話せる言語を紹介すると・・・

イタリア人:イタリア語、英語
イタリア人:イタリア語、英語
ドイツ人:ドイツ語、英語、ラテン語
ドイツ人:ドイツ語、英語
スペイン人:スペイン語、英語
オーストリア人:スペイン語、ドイツ語、英語
アメリカ人:英語、アラブ語
イタリア人:イタリア語
ケニア人:英語、イタリア語、ケニア語?
オランダ人:英語、オランダ語
オランダ人:英語、オランダ語


と私が把握しているだけでもこのくらいは話せ、これに全員フランス語が追加されるようになります。共通しているのはやはり今のところ英語なので英語でのコミュニケーションになります。

言語というのはビジネスで必要だから、大学へ進学するからって勉強する人が多いとは思いますが、実はそれ以上に、多言語話せることで、

・多文化の人たちと交流ができる
・世界が広がる
・価値観と生き方の選択肢が広がる


という人生の土台部分の底上げになるのです。だからスキルとか損得とか履歴書に書けるからとかお金儲けとか、そういう人生の付属品ばかり求める以上の価値がそこにはあるのです。

昨日書いた多様性についてもここでスタンダードなものとなってますよね?フランスにいるけど、共通目的はフランス語を勉強すること。けどみんな客観的にフランスと自分たちの国を比較して良いところ、悪いところを話すし、だからといってフランス人の先生がそれを聞いて悪口言われたなんて思ったりしないでしょう。他の国のみんなもそうです。どこでも良いところ悪いところがあって当たり前なのです。その上で、

「自分はどこで何をしたいのか?」

を国も肌の色も文化の違いも関係なく、ボーダレスに話し合います。それが人生のテーマですよね。どうすることが、どうあることが答えかなんてものは存在しませんし、言語もできてどこでも生活できるわけですから、そういった制約もありません。純粋に自分がどこで何をしたいのか?を考えられます。

皆さんに外国語をやりましょう、というのも言いたいところですが(笑)、実はやらなくてもちゃんとこういったことが理解できてる人もいます。アメリカにもいましたし、フランスにも、NZにもいました。日本にもいます。彼らはおそらく母国語しか話せませんが、人生における普遍の心理はどの言語でも本になってたりするので、それを読んで知ることもできるわけです。知る方法が本からか、異文化コミュニケーションからか、という違いですね(ちなみに私は両方でした)。

ということで、外国語習得までならなくても、「自分はどこで何をしたいのか?」を純粋に考えて生きていきましょう。
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英語の学習の仕方(英会話)

2015-02-11
突然、私の日本にいるクライアントから連絡がありました。


「今、駅前GABAの契約用紙を書いて振り込もうとしているところなんですけど、河合さんはどうやって英語を習得されましたか?」


どうも光栄にも身の回りにいる英語を習得した人の中で、まず私を思い出してもらえたようです(笑)。私の英会話の能力が高いかどうかはともかく(笑)、私は去年(34歳)まで英語圏に留学をしたことが一度もありませんでした。短期留学を含めてです。私が留学していたのは、大学を卒業してすぐ中国に1年半。中国人が英語を話せるわけもありませんので(笑)、中国で勉強したのは中国語でした。

英語はむしろどこにでもいる日本人と同じでコンプレックスの塊でした。大学で青学の国際政治経済学部というところへ入ってしまい、そこでたくさんの帰国子女と知り合ったことでこのコンプレックスが加速します。。彼らは当然のように話せるけれど、私の高校はひたすら受験のための英語教育だったので、音読すら一度もしたことがありません。授業では当然のように英語しか書いていない教科書で英語を読ませ、話させます(というかそこがベースだった)。コンプレックスを持たないわけがないんです(笑)。自分もこんな環境で育ててもらえたらよかった・・・。

けれどまずそこで気づいたのが彼らは英語はできても、数学とか他の教養はないということでした。日本の教育にはそれなりに利点があったのです。しかしそれに気づくのは自分自身が日本にいて森に隠れてしまっては意味がなかったわけです。

とはいえコンプレックスは拭わなければいけません。大学在学中に何十万も一度に払って2年縛りのある新宿の英会話学校と契約をしてしまいました。これが大失敗。新宿なんて東京と言ってもわざわざ行きたい場所ではありませんし(笑)、そもそも青学生が1,2年すごす厚木キャンパスからは小田急線で1時間もかかりません。週に1回でもこれは苦痛でした。ということで、何十万円はほとんどぱあ(その後、当然のようにこの英会話学校も潰れました)。

さてそんな私も大学を出て中国へ行き帰ってきたのが2002年。野村證券でのキャリアスタートです。野村で証券とか金融、経済、仕事、営業の仕方などを覚えなければいけないのもありますが、夜はそれと並行してすぐ近くの英会話学校へ通いだしました。在学時の失敗を活かし、小さな個人経営の月謝制のところです。更に興味もない日本人とのグループレッスンもまっぴらゴメンだったので、今回は目的のある小規模なビジネス英会話(グループレッスン)にしました。田舎だったこともあり、案の定たった二人のクラス。そのもう一人の生徒も私にとっては全然つまらないタイプだったので、ほとんど会話はしませんでしたが、ほとんどプライベートレッスンで先生と話せるのはいいことです。

数カ月後、興味のないそのもう一人と一緒にレッスンをするのも時間の無駄だと思ったので、その担当講師をスカウトして別の元々仲が良かった友人とプライベートレッスンを始めました(これが今のK2のビジネス・パートナー)。けれど先生は英国人。ブリティッシュ訛りはそんなになかったのですが(笑)、やはり先進国の人材を雇うのはお金がかかります。

結局、野村を退社するまでの4年半ずっと週1回の英会話は続けてきました。これだけでもまあまあ自信が付きます。なんせプライベートでやって自分のしたいシチュエーションと話したいこと(私だと野村であったこととか、経済ネタ)を全部自分で決めてできるのですから。しかし問題はやはりそれでも週1回なので、4年半という時間がかかったこと。私はこれでも根気がある方なので(笑)、それだけ長く続けられましたが、普通の方はなかなかそうはいかないみたいです。しかも30歳すぎて、人生が自分だけじゃなかったり、早く成果が欲しかったりするとなおそうはいきません。

ということで、野村退社後はフィリピン人とのskype英会話を始めました。別に宣伝する必要はないのですが、さっさと始められるようにここに紹介しておきます。


Rarejob - フィリピン人(1 to 1)
5000円/月(毎日30分)



これはとても効率が良かったです。毎日30分やっても月たったの5000円。skypeがあればどこでもできるので、例えば会社でちょっとだけ抜けだしてiPhoneでレッスンを受けてましたし、飲んだ帰り道でもやってました。毎日やったら1回あたりたったの160円(笑)。ペットボトル一本と同じって、そりゃあ自販機で買う感覚でまずは始めてみればいいというものですよね(笑)。

そして最近海外に来て、僕はしていませんが、うちのスタッフがしているのが、講師はネイティブで生徒が全部異国の外国人のこれです。


verbling - ネイティブ(グループレッスン)
19ドル/10回



私もしてないですが、ボストンや中国での留学経験からすると、インターナショナルなグループレッスンは意味があります。なぜかというと


1)英語が話せないのが日本人だけではないと気づける(自信が持てる)
2)それぞれの人種ごとに、英語でも得意な所、苦手なところがあることに気づく(日本人は発音☓、ラテンは発音◯だけど文法☓)
3)インターナショナルな仲間ができる(その後Facebookで繋がっておけば、世界中遊びに行っても友達がいる)



そして10回してたった19ドルってこれまた安いですよね。。ちなみにこの運営は日本の会社ではないので、そこもいい。日本人は日本人に甘い(マーケティングがしやすい)サービスしか提供してくれませんからね。人生なんでも甘ければ甘いほど、成長からは遠くなるものです。

あと他のクライアントでもある経営者仲間に勧めたのがフィリピン(セブ島)での英会話合宿。バカンスにもなるし、現地でFace to Faceで話せるのもいい。やはりskypeや電話などが苦手だという人はいますからね。。


ということで、一番最初にコールをもらったクライアントはその場でGABAの申込は止めました(笑)。1年縛りで何十万円って、むこうに都合のいい「1年するって決めないと継続なんてできませんよ」というセールス文句を言われても、意思のある人には意味ありませんよね(笑)。たった1回、2回の体験レッスンで危機感だけ煽られて、その後1年縛りなんてリスクでしかありません。いつでも教材を変えられる、先生を変えられる、学校を変えられる、学習方法を変えられる、というのが勝利の鉄則です。もちろんその前に大事なのは自分自身ですが(笑)。


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香港にて久しぶりにノンネイティブスピーカー(英語)と話して思うこと

2014-05-19
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ブログを更新しない状態が1ヶ月たってしまったようです。。その間に、私もボストンから香港へ移ってきました。学生生活も終わり(といっても、学生と会社経営の二足のわらじでしたが。。)、時差も時間も100%本業に復帰しました。

今回、香港に来て、アメリカ以外の英語(香港などアジア英語、UKなどヨーロッパ英語)に触れると、やはりアメリカ英語とは大きく違うな、と感じます。英語はもう国際語なので、どれ良い悪いもなく、コミュニケーションを取れるということだけが良い悪いのバロメーターだと思いますが、それでも一度でもネイティブ国で正しい英語(発音、表現方法など)を学んだことは、私にとってとても大きかったです。自分が正しい発音と正しいイントネーションを学んでいるので、そこに関しては堂々と話すことができます。

同じような経験を過去、岐阜から東京に状況してきた時(標準な日本語)、中国の天津で北京語を勉強した時に感じました。日本人でも訛っていたり、正しい標準語を使えない人が多いですし、中国人でも正しい中国語を話せるだけで、そうでない中国人からはとても教養のある優秀な人間だと思ってもらえます。言葉というのはどうしても切り離せないもので、言葉が人間関係を生み、ビジネスを生むのですから、正しい言葉を話すことはとても重要です。

といっても永遠にGOALがないのが言語。これからも永遠に英語の勉強は続きます。その間に中国語は忘れてきてしまいます(笑)。しかしラテンアメリカ人と話すためにスペイン語も勉強したいし、フランスで楽しむためにフランス後もやりたい。GOALがない自己研鑽というのは、エンドレスに楽しいですね。



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リスニングのための英語教材 〜npr, TED, CNN, 60 minutes

2014-04-16
英会話とか語学の勉強って永遠にやっていかなきゃいけないのか、、とボストンに来て3ヶ月たった今も思う次第ですが(笑)、とりあえず英語を勉強する方法は身についたので、あとは世界のどこにいてもこれを継続していくだけ。

ここでは「リスニング」に重点を置いて、授業でも宿題でも使ってきた教材を皆さんにご紹介します。全部無料なので、「意欲」さえある人はいつでもどこでもできますよ(笑)。


1)npr
これは本当に聴くだけのもの。内容は時事的なものが多いです。


2)TED
これは日本でも有名ですね。ある程度成功した経営者や科学者たちが、壇上で1時間ほどためになる話をするもの。内容は人それぞれだが、自分の生い立ちやビジネスの話など様々。起業志向がある人は見るといいです。

3)CNN
これは完全にニュース。トピックを見て聴いて勉強しましょう。

4)60 minutes
個人的に内容が一番深くて、ディスカッションもしやすいと思ったのがこれ。元々は60分間のTV番組なんだけど、そのうち12分間だけ流してくれる。右下のCCで英語字幕が出るのも、ノンネイティブには助かるところ。ニュースキャスターなどと違い、このインタビュアーの英語はとても聞き取りやすいので、楽しめると思います。



他にも以前ブログで紹介したように、自分で興味のある人やトピックを動画検索していけばどんどん出てきます。AppleTVでBloombergとWallstreet Journalを毎日見るのもいいと思います(無料)。

何もしなければ始まらない。まずは自分の興味あるところから始めましょう!





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アメリカ人と日本人の違い

2014-03-03
ボストンに住んで1ヶ月半ほど経ちますが、色々アメリカ人(といってもボストニアン限定。場所によって人種が全然違うのがアメリカ)について受けた印象があります。自販機が少ないとか、細かな違いはいくらでもあるので、そういうのはとばして、目に見えないところで何が違うのか、気づいた点をまとめてみました。


1)気軽にお願いできるフレンドリーさ
街を歩いてて、ふと車の中にいる女性に「Hello」と声をかけられました。なんだろう?と思って近寄ってみると、「Do you have quarter?」と言います。思わず「What's quarter?」と聞いたところ、どうも小銭(1/4ドル)がないようでした。パーキングメーターに使う小銭がないんですね。で、どのセントがいくらかもわかっていない僕はとりあえず全部出して、「選んで」とあげました。彼女たちは「ありがとー」という感じ。こういう「お願い」を気軽にできるフレンドリーさがあるっていいですね。


2)すべては自己責任
ルールとか法律はもちろんありますが、基本的概念の根源が「自己責任」。ゴミ出しルールもありますが、どこにも書いていない。どこに置くかもなんとなく決まってますが、そのとおりキチキチやるわけでもない。信号もあるけれど、たとえ信号が赤でも、車側がグリーンでないのを確認して、堂々とわたっていきます。大学の書類手続きもHPにフローは書いてあるけれど、ご丁寧に指導してもらえるわけでもありません。自分ですること前提で、どこか足りない時に初めて連絡が来ます(けれどその後するかどうかまでは関与しない)。


3)プロ意識
コンビニ店員にワインの銘柄や味、オススメを聞くと、必ずしっかり答えてくれます。駅員も学校のオフィサーもそう。マニュアルがあるから、というのもあると思いますが、自分がする「ここからここまで」の仕事に関しては、しっかりと答えてくれます。しかしそれ以上は2)の自己責任。それ以上わからなければ客が自分で聞くしかない。何がわからないかすらわからなければ(こういう日本人が多いがw)、それで終わり。それで客が買うか買わないか、電車に乗れるか乗れないかは彼らの問題ではない。


4)他人種多言語
NYやサンフランシスコではなく、ボストンにいても他人種多言語。地元のボストニアンにも強い訛りがありますが、そもそもアフリカやカリブ海諸国から来ている黒人も多い。アジアからの黄色人種も多い(これは世界中多い)。だから一言で「アメリカ英語」とは言えないところがある。アフリカ人やカリブ海人と話す英語、アジア人と話す英語(中国語で話したほうが早い場合が多い)、ボストニアンと話す英語など、相手に応じて自分の使う英語も多少変えていかないと、コミュニケーションがはかれない。


5)他人の価値観を尊重する
極端な言い方をするとアメリカ人は「自分が何に興味があり、何をしたいか?」しか興味がない(笑)。「社会がどうだからそれに合わせなきゃいけない」とか、「人がこうだから自分もこうしないといけない」という概念がない。だから今の大統領のここが好き。ブッシュはひどくてクリントンは浮気するけどスバラシイやつだ、とちゃんと話せる(笑)。対して日本人は人がどう思うか?ばかり気にして、小泉さんがスバラシイと素直に言えない(そもそも政治や社会に無関心な日本人が多いのもあるがw)。自分がいいと思うならいいと言えばいいし、嫌いなら嫌いと言えばいい。そこで他人の価値観を尊重するという前提がないから、日本人は話せなくなる。


6)挑戦することを称える
これも正直、地域によるのだが、ボストンや西海岸、NYなどは、新しいことに挑戦するということを良しとする。それが多少ルールを守らないことだとしても、それをしたいと思って、人よりも違うことをしているとしても、それをするという勇気を持って行動することの方を称える。簡単な例をあげると、空港のセキュリティなどで待っている時。みんないろんな条件で待っているのだから、順番どおり待つのがあたりまえだと思うのが日本人。隙あらばどんどん抜かそうというのが中国人。アメリカ人は自分のフライトの時間と目の前の状況(並び具合)を見て、絶対的に先に行かなければいけないのであれば、堂々と「時間がないからごめん」と先に行きます。他の人がどのフライトで今そこで並んでいるのかも気にしません(これはその人の自己責任だから)。逆に管理員も、時間がなければ先に通して、と先に行かせます。


他にもまだまだ色々ありますが、こういったアメリカ人だからこそ、ベンチャー精神といものが他国よりも強いんだと思います。新しいことをすることを讃えられ、それに投資してくれる人たち(VC)がいて、それを受け止めてくれる消費者
がいる。もちろんアメリカの政策におかしいところや自分のことを他国にまで押し付けてくるところは不快だけれど、私のようなリベラルな人間がその国(アメリカ)で生きていく分には、とても心地よく前向きになれます。



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