中国バックパックの旅 ~雲南省(昆明)
2010-01-31
中国バックパックの旅2箇所目。西安から飛行機で昆明へ入りました。昆明は雲南省という、中国の最も南西にある省で、もう目の前はカンボジアの国境です。
ここは中国の中で最も少数民族が多いところで、中国の授業では数十の少数民族がいると習いました。少数民族も様々で、生活習慣や伝統、文化、住んでいる家や服装が違います。また比較的背が低いのも特徴です。

ここは石林というところ。観光地になってしまってますが、この光景はキレイです。特に夕日の時が良かったですね。。

中国だけど、中国ではない感じがしたのと、漢民族よりもずっと人がよくて、商売商売もしていないので、心がなごむところでした。
・・・つづく
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ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(毎月分配型) (愛称:杏の実)
2010-01-30
今日は2003年からなので、ずいぶん前から運用されているハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(毎月分配型) (愛称:杏の実) をご紹介します。販売店が多いせいか、今でも6800億円くらいの資産規模なので、まだ相当の方が保有されています。
このファンドはいたって簡単。ほとんど「豪ドル債」と一緒です。このグラフを見てください。

これは通貨の構成比率ではありますが、ほとんど豪ドル。しかもこのファンドはAAAの債券しか入れてないので、つまり「豪ドル債」です。理由はわかりませんが、とりあえず5%ほどだけ、NZドルが入っています。しかし豪ドルとnZドルは、経済がほとんど連動しているので、なんの分散効果もありません。
次に運用利率ですが、直利(金利+値上がり益)は6.2%、平均デュレーション(債券の満期までの年数)が4年ちょいなので、新しく発行される豪ドル債でもほとんどこのくらいでしょう。

これをチャートで表してみます。まず分配金込みの上の線を見てくださいね。これが分配金を含めた、純粋なこのファンドの成績。(ただし実際は分配金を出しているので、都度10%の税金分、手取りは少ないです。)次に下の基準単価の線。これが今だいたい8000円なので、スタートの1万円を2割も下回ってますね。

分配金もこのように毎月60円ずつ出てますが、これは投資判断には全く関係ありません。いくらでも設定できますから。

結果を申しますと、このファンドはただの豪ドル債をファンドにしたことで、豪ドル債では取れない「購入手数料」、「信託報酬」、その他もろもろの手数料を取れるようにされています。つまり投資家からしたら、豪ドル債でよかったのに、投信を買わされているのです。
このファンドに投資するのであれば、こちらのブログでご紹介したように豪ドルMMFに投資してください。といってもおそらくこの記事を見ている方は、すでに投資されている方が多いとも思うので、その方は豪ドルが高いうち(84円~86円/豪ドル)の時に一度売却してください(利益確定)。代わりの商品はいくらでもいいのがありますが、その時の相場に合ったものと、あなたの投資意向に合ったものをご紹介しますので、直接私までご連絡ください。
河合への直接相談はこちら
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資産運用アドバイザー(投資助言業)という立ち位置
2010-01-30
最近、私のKeiのオフショア投資ブログ(FC2ブログ)
金融起業家 河合圭の『河合投資塾』(アメブロ)
金融起業家 河合圭のTwitter
金融起業家 河合圭のmixi
を見てくださった方から、「河合さんは、いろんな金融商品の説明をしてくださるが、どんな立場なの?」とか「河合さんは、証券会社のファンドをいいと勧めて、何のメリットがあるの?」と聞かれることが多いです。そのため、今日は私のポジション(立ち位置)について、ご説明しておきたいと思います。
いくつかのところで、私のプロフィールや考え方など書いていますし、以下のHPで、K2 Investment株式会社と河合投資塾を運営していて、そこにも書かせてもらっているのですが、重複するかもしれませんが、すでにそちらのHPを見て知っている、という方は、普段のブログを引き続きお読みください。。
K2 Investment株式会社 公式HP
金融起業家 河合圭の『河合投資塾』 ~個人投資家のための資産運用スクール~
私は金融庁が出している『投資助言業』というライセンスを取得して、K2 Investmentと河合投資塾を運営しています。
この『投資助言業』というのは、あまり聞き馴染みがないと思いますが、簡単に言うと「金融商品の販売はしませんので、あなたの立場にたって、客観的にアドバイスしますよ」という仕事です。その代わり、投資家から助言料としてフィーをいただいてます。
河合投資塾:5250円/月(税込)
投資家にとってのメリットは、私は「販売者」ではないので、どの金融機関の商品でも、今の相場とあなたにとって最も良い金融商品をアドバイスします。株が良ければ、ネット証券で株(売買手数料が安いので)、ブラジルレアル債が良ければ、野村證券や大和証券などのファンドを比べて、最も良さそうなファンド(手数料が安く、最も運用パフォーマンスの良くなりそうなファンド)をご紹介します。
おそらく投資をする上で、最も大事なポイントになるのがここです。個人投資家は味方というのがいません。友人に聞いてもいいですが、彼(彼女)は金融の専門家ではありません。仲の良い証券会社の担当者?それは危険です。いくら仲が良くても、会社の収益をあげるために雇われ、その収益から給料をもらっているサラリーマンですからね。
『河合投資塾』ゴールド会員お申込はこちら
プライベートバンキング:投資助言残高の1%/年(税込)
もう一つ、プライベートバンキングというのがあります。これは名前の通り、投資を一定額以上されて、普通のアドバイスだけでは物足りない、という方向けです。投資金額は最低1500万円以上。もちろん河合投資塾と同様に、私は「販売者」ではありませんので、投資対象は国内の金融機関にある金融商品なり、オフショア(海外)にある金融商品です。
注:オフショア投資については『オフショア投資入門書(マニュアル)』を用意しておりますので、以下のサイトから無料でダウンロードしてください。
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プライベートバンキングでは、海外で資産管理口座(オフショア口座)をお作りし、あなたの金融資産を守るとともに、効率的に増やしていきます。またそれ以外にも、相続事業承継、節税、経営コンサルティングなど、必要に応じてサービスをさせていただきます。
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そして最後に、「投資(資産運用)そのものが初めてでよくわからない」「今も投資しているが、ただ漠然とどうしたらいいかわからない」という方のために、『リアルタイム無料コンサル』を用意してます。すでに選ぶ項目がありますので、該当するところにチェックして送信するだけです(所要約3分)。
少しはご理解いただけましたでしょうか?今後とも皆さんに有意義な情報提供と、実際の投資が良くなるよう頑張ってアドバイスいきます。。
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グローバル3資産ファンド(愛称:ワンプレートランチ) ~三井住友アセットマネジメント
2010-01-29
分散型ファンドを見のは久しぶりですが、これもリクエストにお答えして、解説してみたいと思います。今回のファンドはグローバル3資産ファンド(愛称:ワンプレートランチ)です。
このファンドは最近見なくなった、というより金融危機ですっかり人気のなくなった分散型ファンド。そもそも分散型ファンドのメリットは、「リスク分散してあるので、どんな相場でもある程度の安定した収益があげられる」という点だったのですが、2008年の金融危機で、すべての資産が下がってしまい、この分散型ファンドも大きく下げました。結果、「分散しても意味無いじゃん」ということになりました。
とはいえ、まだ1800億円くらい残高があるこのファンド。つまり日本のどこかに1800億円分持っている方がいるのです。その方のためにこの記事を書いておきます。
まずこのファンドは3つの資産「世界株」「世界債券」「世界リート(不動産投資信託)」に投資しているので、伝統的資産と言われる3つを均等に1:1:1で持っていることになります。

次にじゃあ、どのくらいリスク(上下のブレ)が分散出来ているのか、というのがこのグラフ。

まあたしかにどれかの資産を持つことに比べたら、ブレは少なくなっていますが、3つの資産がどれも同じような動きをしているので、その間を取っただけのような結果ですね。
このファンドの実際の運用はH17(2005年)からで、そこからの世界景気は基本拡大傾向にあったので、時期的にはいいパフォーマンスがでてもいいはずです。

しかし、このグラフから見るに、分配金込でもまだスタート時の価格の1万円を上回れていません。下がってても毎月の分配金は出さなければいけないので、一応分配金は出している、という状況です。よくいう「タコ足分配」ですね。。
注:「タコ足分配」とは、タコが自分の足を食べているところから、自分の資産を食って分配金を出しているファンドに対してこう呼んでいる。グロソブ(グローバル・ソブリン)もその一つ。もちろん悪い意味ですよ(念のため)。
次に為替。

これも分散なので、先進国の通貨に分散されています。日本円は入っていないようなので、対円に対し、円安になればファンドにとってプラス要因となります。
最後に分配金。

毎月35円出ているので、×12ヶ月で420円。100万円投資していると4万2000円・・・って、考える必要ないですからね。分配金もらっても基準単価が下がっているのでもともこもありません。分配金の意味もありません。無駄に分散投資する時代は終わりました。これからはブラジルレアルなり、今の相場に合った投資先をいくつか絞って、その中でいくつかに分散投資することをしていきましょう。
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有効な退職金運用方法とは?
2010-01-29
あなたの資産運用を無料診断(所要3分)↓↓↓皆さん、退職金が出てきた時、その資金をどうしますか?
例えば、仮にあなたが大卒で大手企業に定年まで勤めてもらえる退職金の額は平均にして2417万円。公務員で2450万円。中小企業の大卒で1250万円、高卒だと1130万円です。50代の方ならまだしも、若い方や、40代の方もまだ自分が退職後の退職金の額を聞いてもおそらくパッとしないと思います。
要は、その退職金を何に使うかと言うと、老後の生活。退職しているということは、それ以上の収入は公的年金だけですよね。今の国の財政状況から考えて、将来年金がもらえるかどうかなんて全くわかりませんが、仮にもらえるとしましょう(かなり楽観論)。
もらえる年金の額もケースバイケースではありますが、生活保険文化センター『生活保障に関する調査』(平成19年度)によると、毎月23.4万円が平均だそうです。×12ヶ月すると年間280.8万円。ゆとりある生活費(旅行、外食、付き合いなど)となると毎月38.3万円必要だそうです。×12ヶ月で459.6万円。その差178.8万円が、毎年退職金の額から取り崩していくことになります。
退職後、あなたはいくつまで生きられるでしょう?これは誰にもわかりませんが、日本は世界一長寿の国民と言われています。具体的にいうと、日本人の平均寿命は男性で79.19歳、女性で85.99歳(平成19年厚生労働省調べ)。あなたが年金をもらえる65歳から、男性で14年、女性で21年あります。先程の毎年の取崩額をかけ算すると・・・
男性:178.8万円×14年=2503.2万円
女性:178.8万円×21年=3754.8万円
なので、男性で大手企業退職者はギリギリ。中小企業退職者はアウト。しかし、残された奥様はもう貯金がないので、くらしていけないことになります。だから女性の方が堅実にお小遣いを貯め込んでいるんですかね(笑)。余談ですが、僕の友人でも20代にして、もう500万円以上貯蓄している女性がいました。おそらく20代の男性は貯蓄100万円以下という人も多いのではないでしょうか(笑)。
結局残る選択肢は、
・今から収入を増やして、より多く残しておく
・あるキャッシュ(現在、退職金)を運用して増やす
・質素な生活をし続ける
この3択です。
あなたはどれを選びますか?
これをもっと詳しく書いたサイトを、私が作ってあります。解決法もそちらにあります。よろしければご欄になってください。
退職後のための有効な資産設計方法はこちら
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