インド、成長回復鮮明
2010-02-28
あなたの資産運用を無料診断(所要3分)↓↓↓先日ブログでブラジルや中国の「出口戦略」について書きましたが、インドもやはり好調なようです。
記事の左上にあるグラフを見ていただいてわかるように、インドのGDPは金融危機後でも7%あり、今後もそれが続いていくそう。金融の規制があるインドでは、金融危機の影響は限定的だと見られていたが、それでも3度の減税などの景気対策を行い、今度はインフレ率が8.6%もあるため、「出口戦略」として、利上げを考えている。
やはりBRICsが今年もやはり安定した成長を続けていくものと思える。
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破綻銀行の預金保証巡り アイスランド、再び波紋
2010-02-28
金融危機直後に一時「国家存亡の瀬戸際」に立たされたアイスランドが、再び問題になっている。今回問題になっているのは、アイスランドの銀行の一つアイスセイブ(なんとなくかっこいい名前。。)が、前回預金者に返せなくなった時に、イギリスとオランダが、両国の国民の預金のみ肩代わりした金額4500億円を、今回アイスランド政府に請求したことにある。まぁ、当然の請求だろう、と思うのだが、アイスランド政府はこれを拒否した。というのも、返済の原資になるのは当然国民の税金。総人口わずか30万人で4500億円だと、一人当たり150万円を別の国の預金者のために返済しなければいけないということになるからである。物価も含め、そう考えると、たしかに国民が拒否するのも当然かな、とも思える。。
今回のことで、日本人がよく再認識しておかなければいけないのが、国家の存亡という時になれば、その国の中にいる銀行も破綻という状況になり得る。そうなると、よくいう「預金封鎖」という形で、自分が預けている数千万円、数億円のお金が一切引き出せなくなる。自分のお金が引き出せないのだから、そんなのもう自分のお金と呼べないだろう。
アイスランド国民だって、自分の国が破綻の危機になるなど、思ってもいなかっただろう。物事は突然起こるのが世の常である。リーマンショックしかり、トヨタのリコールしかりである。結局リスクを避けるのは、投資でなくても預貯金でも同様。「分散」することが大事なのである。国家のリスクの分散とは?つまり海外でご自身の資産をある程度置いておくことである。べつにリスクを取って、オフショア投資をしようという話とも違う。ただ、置いておくだけでも、リスク回避になるのである。
※オフショア投資についてはコチラ
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野村「内なる国際化」の行方
2010-02-27
あなたの資産運用を無料診断(所要3分)↓↓↓リーマンを買収した野村が、「内なる国際化」ということで動いている。
私が野村證券を退職したのは、ちょうどリーマンショックが起こる前日だったので、その後のことは同僚から聞くか、こうして新聞から取れる情報のみなのだが、以前はがちがちに今まで通りのやり方を通して、労組でもひたすらごまかしごまかし、従業員をなだめるだけの「御用聞き組合」と言われていてましたが、渡辺社長の元、サブプライムローン絡みの負債をバッサリ切り、リーマンを素早く買収し、そして社内でも「国際化」の制度をどんどん作って前へ進んでいるよう。
この記事の中でも、大手町本社の3階債券トレーディング部のトップをリーマン出身のインド人に任せているそう。一方、元リーマンの外国人に、毎朝「社歌」を歌わせているところもあるという(笑)。職場で宗教や思想を押し付けられることを嫌う(というよりも違法だと思っている)白人の、仕事帰りにパブへ行って、大声で愚痴をこぼしている姿が目に浮かびます(笑)。。
しかし、野村の元々の社員が、リーマンを買収したことで、世界の壁を再認識しているのも事実。記事の中では、ロンドンで働く元リーマンの社員から送られてくる英語のメールを見て、「実力が違いすぎる。我々は世界のレベルを知らない井の中の蛙だった」とコメントしている。これは多くの野村社員が認識すべきところだと思う。
野村證券という会社は、国内では、リテール(個人)、法人共に圧倒的なシェアがあり、向かうところ敵なし。リテールのコミッションの競争でも、他社など話にも出てこない。野村社内の他店の各営業マン(実名)の数字が、毎日更新され、毎日自分が全国で何番目にいるのか、を把握できる環境にある。それを365日何年も続けていると、他社のことなど全く気にしなくなる。他社で何が売れているか?よりも、他店で何が売れているか?の方が気になるのである。
今、NHKで『龍馬伝』がやっているが、それに出てくる武市半平太が、「尊皇攘夷」(要は天皇を敬い、外国を排他すること)と、「外国人を皆切る」と言っているが、これと同様の考えの人間が野村社内にもまだいるのも事実。そのうち「倒幕だ!」と言い出すのだろうか(笑)。
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スイス旅行
2010-02-26
あなたの資産運用を無料診断(所要3分)↓↓↓久しく行けてない海外旅行。自分の会社を始めて、チワワを飼い出して、なおさら行けなくなってきた・・・(汗)。まぁ、こういうこともあるだろうと、年5回くらい海外旅行に行ってきたので、我慢我慢。。
これはスイスへ行った時の写真。

スイスはオフショアの代表国として、マンインベストメンツなどのヘッジファンドの本社、多くのプライベートバンクがある国です。この時は残念ながら、ふらっと寄っただけなので、そういったところへは行けませんでしたが、このようにアルプスのスイスらしいところへ行くことができました。
山は標高3571mと書いてあるように、ヨーロッパで一番高い(?)ところだそうです。

外へ出ると、こんな感じ。一面雪と、太陽が近くて、とてもまぶしくて目を開け続けることができませんでした。

今後はゆっくり金融街ツアーでもしに行ってみます。。。
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日本財政の将来、欧米が懸念
2010-02-26
あなたの資産運用を無料診断(所要3分)↓↓↓これはかなり衝撃的なレポートだった。ゴールドマン・サックスが今回のギリシアの財政悪化について、今後何もしないと、2050年には日本、アイルランド、スペインの財政がギリシアよりも悪化するという。
過去20年間日本はいったい何をしてきたのだろうか?記事によると、09年10~12月の名目GDPは1991年とほぼ々水準だという。つまりこれまで20年間実施されてきた数百兆円にのぼる公共事業などの財政政策はGDPを押し上げず、借金だけ増やした。
国の借金である国債の9割を日本人が保有しているので、日本人が日本を放棄(国債売却)しない限り、財政破綻は起こらないとも言えるが、この状況をわかった上で、日本国債に投資する人はどんな人だろうか?
この日本の財政状態を健全化するにはどうすればいいだろうか?税収を増やすしかない。消費税でいうと35%まで引き上げる必要があるという。それが非現実的なのは誰でもわかるが、では誰が解決策を示せるのか。きっと解決策などないのだろうと思う。
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