オフショア口座とは?
2010-04-26
オフショア投資の入口がHSBC香港などの口座開設だと言われることがあります。しかしこれは間違いです。オフショア口座を開設させたいために、香港の業者がそういう宣伝をしているだけです。実際はオフショア投資自体は、ファンド会社と投資家との間で成り立つので、オフショア口座は必要ありません。することは2つだけ。1)オフショアファンドが指定する申込書類に記入をして、パスポートなどの証明書を添付してファンド会社へ送付。
2)お近くの銀行からオフショア会社に直接送金。
ではオフショア口座は何のために必要でしょう?想定されるのこの2つ。
A)日本という国家のリスクを回避するために、オフショア口座へ資金を置いておく(送金は日本、海外どちらからでも可能)。
B)オフショア口座から海外ETFに投資をする。
もしA)が目的であれば、オススメはHSBC香港やハンセン銀行、Standard Charterd銀行などの銀行口座開設。
逆にB)が目的であれば、フィリップ証券、Boom証券、Firstrade証券などの証券口座開設です。
オフショア口座開設にご興味ある方はこちらからご連絡ください。
オフショア口座開設に興味がある
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HSBC香港 諸書類ダウンロードURL
2010-04-26
日本の個人が最も使用しているHSBC香港の諸書類をダウンロードできるサイトのURLをこちらに添付しておきます。
HSBC香港諸書類ダウンロードはこちらから
HSBC香港の口座を持っていない方は関係ないですが、HSBC香港に口座を開設すると、最初はネットバンキングでの送金がリミット(送金限度額)ゼロになっています。セキュリティのためですが、限度額を上げるためには、振込の都度、振込先を登録しなければいけません。そのためには上のHPから必要書類(今回のケースだと『HSBC Internet Banking Registered Transfer Accounts - Limit Increase and Maintenance Request Form』)をダウンロードして、自筆で署名をしてFAX(もしくはe-mail)した後、オリジナルを郵送する必要があります。
その他、諸変更もすべてこちらのHPにある書類が必要になりますので、今後のご参考にしてください。。
またオフショア口座を開設したいという方は、こちらまでご連絡ください。
オフショア口座開設をする
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利回りランキング<毎月決算型> ~2010.3
2010-04-26
本日は皆さん大好きな投信ランキングです。中でもやはり一番人気は「毎月決算型」でしょう。
さて気になる一位は『ニッセイ日本勝ち組ファンド』で年換算利回り21.63%。ただおもしろいのが、このファンドの純資産残高がたったの3600万円(笑)。人気があるファンドと利回りの良さは関係ないということですね。。
その後『野村 米国ハイイールド債券(レアル)』など外貨建てハイイールド債ファンドと新興国債券、REITが並んでいます。利回りはだいたい15%前後の接戦なので、毎月分配型ではよくてこの辺りの運用が可能というところでしょう。逆にそれ以上の運用は株式資産やコモディティ、積極運用型ヘッジファンドを入れる必要があります。もしご自身の資産状況が、自分の希望しているものと合っているのかどうか自信のない方は、こちらからリアルタイム診断(無料)をしてみてください。私が作りました。。
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エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型) ~大和住銀投信投資顧問
2010-04-26
本日は今朝の日経に一面広告が出ていた『エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)』をご紹介します。
とはいえ、最近よく見るこの手のファンド名。以前ご紹介した『野村新エマージング債券と内容は大差ありません。そこで今回は現状の成績だけ書こうと思います。
まず「通貨選択型」となっていますが、全体のファンド純資産約1100億円のうち、950億円あまりが「ブラジルレアル建て」ファンドに投資されています。皆さん、高い金利目当てというところでしょう。
そして運用成績。こちらが運用開始してからのチャート。

順調に上がって、今はまだ1年経過していないのに、27%ほど上昇(金利分含む)しています。大和証券や三井住友銀行とお付き合いのある方は、こちらに投資してもいいでしょう。外貨のリスクがあるので、為替だけは常に気を付けておいてくださいね。。
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インデックス投信 個人向け広がる選択肢
2010-04-25
日経新聞の日曜に「SUNDAY NIKKEI」というコーナーがある。ここは毎回テーマを変えて、私がこのブログの「投資初心者のための入門講座」としてやっているような初心者向けの内容を書いてもらえている。今朝のテーマはインデックス投信(ETF)についてである。投資信託よりも手数料的にも運用的にもお得なETFの説明についてはこちらをゆっくりご覧いただくとして、本日は記事の中の重要な情報だけまとめておきます。
※ETFとは?
さて、世界のETF市場で出遅れ感のある日本だが、ここに来て上場数が増えている。直近の上場銘柄は97本もある。日本にないETFは海外の証券会社やPPB(Personal Portfolio Bond)に口座を開けて投資することが主流だったが、最近は日本の証券会社でも売買できるそう。楽天証券で119本、マネックス証券で118本もあるそう。
では投資信託とETFの費用(コスト)と収益性をもう一度検証してみます。
まず「費用」。投資信託の年間の信託報酬は平均1.5%。それに対してETFは0.6%が主流。さらにTOPIXや日経平均のETFであれば、0.1~0.2%で済む。もっとわかりやすくするために、あなたの100万円を投資信託とETFそれぞれに投資したとします。その場合、それぞれの10年後の運用残高とかかった費用は・・・
【投資信託】
運用残高:85万9730円
費用合計:14万269円
【ETF(信託報酬:0.1%)】
運用残高:99万45円
費用合計:9955円
今回は100万円で計算しましたが、1000万円であれば0(ゼロ)を増やしてください。投資信託がいかにムダな費用を払っているかがわかります。
次に「収益性」。投資信託にはインデックス運用とアクティブ運用があり、インデックス運用ならETF。アクティブ運用でインデックス以上の成績を狙うのであれば投資信託を選ぶことになります。
※アクティブ運用とインデックス運用についてはこちら
さてそのアクティブ運用、今まではどんな成績を残しているのでしょうか?アクティブ運用の内、インデックス運用を上回った比率を見てみます。まず08年は33%、09年は66%だそう。1999年まで遡っても4~7割で推移しているというので、勝率はほぼ半々ということでしょう。
ここまで読んでいただいて、投資信託に投資するのか、ETFに投資するのかはあなたの判断。私なら、ETFで投資できる銘柄はETF(国内が問わず)、それ以外でどうしても投資したい銘柄があれば(毎月分配型など)投資信託に投資するでしょう。
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