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三人の石切工 〜ピーター・ドラッカー

2012-06-26
つづいてピーター・ドラッカーからの引用。


<三人の石切工>
ある日、旅人が出逢った3人の石切工に「何をしているのか?」と聞きました。
第一の男は「これでくらしを立てているのさ」と答えました。
第二の男は槌を打つ手を休めず「国中で一番上手な石切の仕事をしているのさ」と答えました。
第三の男はその目を輝かせ、空を見上げながら「大寺院を作っているのさ」と答えました。



さあ、あなたは何番目の男(女)ですか?




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クマと旅人 〜イソップ童話

2012-06-26
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イソップ童話で面白い話を見つけたので皆さんにシェアします。


<クマと旅人>
二人の旅人が森の中を歩いていると、目の前に一頭のクマが現れました。一人の男はすぐに近くの大木によじ登りましたが、もう一人の男は逃げ遅れ、仕方なく地面に倒れて死んだふりをしました。クマはその男の耳元に口を当てていましたが、やがて森の奥に姿を消しました。木の上の男は安心したので降りてきました。逃げ遅れた男にクマが何をささやいたのかを聞きました。「危ない時に友達を捨て、自分だけ逃げるような薄情な相手とはもう別れろ」と。



あなたの周りの友達は薄情な人間ではありませんか?私もリスクをしっかり取る生き方をしていると、こういう薄情な人間と本気で一緒に生きている人間の両方を見ます。そしてそのうちだんだんと薄情な人間が見抜けるようになって来ます。もちろん薄情な人間とは最初から付き合いません。

もちろんあなたがリスクを取るような人間でなければ関係ないのかもしれませんが、アクシデント(この場合クマ)は突然現れるものです。その時、あなたは誰を頼りますか?







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投資先としてのASEAN諸国(インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン)

2012-06-26
近年のBRICsはすでにブームを過ぎ、勝ち組負け組に分かれてきた。勝ち組が中国、インド。負け組がロシア、ブラジルである。まずこちらがこのBRICs+ASEAN諸国(インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン)の経済成長率です(2002-2011年平均)。


中国:10.6%
インド:7.8%
ASEAN:5.2%
ロシア:4.8%
ブラジル:3.8%



次に人口。


中国:13億人
インド:12億人
ASEAN:6億人
ブラジル:1.9億人
ロシア:1.4億人

EU:5億人
米国:3億人
日本:1.6億人



人口は所得水準を考慮したといても多いほうが消費に大きく影響を及ぼしますので、アジア42億人のインパクトはやはり大きいでしょう。

最後にリーマン・ショック後の株価上昇率(2008年末〜2012年5月末)。


ASEAN:157.3%
ロシア:100.0%
インド:72.8%
ブラジル:60.3%
中国:51.6%



特にインドネシア179.8%と恐ろしい上昇を見せています。

今後はインドネシアを筆頭にASEAN諸国への投資も注目しておきましょう。





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日本国家破綻はポジティブ要因

2012-06-25
最近、もうウンザリするくらいマスコミやWebで日本国家破綻の話を聞くので、もうその辺りを言ってもしょうがないな、ということで、日本国家破綻はむしろWelcomeに受け入れた上で、その後のポジティブシナリオを考えてみたいと思います。

日本の国家破綻はあとは「いつか?」というだけの話で、あとはいつ来てもいいように皆さんもしておくだけ、ということは私もこのブログで書いてきました。

さて日本が破綻するとどんなポジティブなことがあるか?

1)免債で日本国の借金が減る
2)今までのシガラミなく、本当に国家再生に必要な政策だけ取ることができる
3)公務員削減、増税、年金減額など反対の多いことを断行できる
4)円安になる


見る人にとってはネガティブ要因に思えるかもしれませんが、日本の長期的将来を本気で考える人にとってはポジティブ要因でしょう。JALの再建がいい例ですね。すでに利益を出して、最上場もしようとしています。最上場の際は公的資金を注入した政府にも大きなキャピタルゲイン(値上がり益)が入ることになります。JALのデフォルトに反対したのはきっとJALの従業員とOB、天下りできない国家公務員くらいでしょう。

さてちょっと説明を加えておきたいのが4)円安です。国家が破綻するのですから、通貨が安くなるのは説明いらないと思いますが、今まで散々円高に日本企業は苦しんできました。投資家も同じでしょう。それが大きく解消されることになります。

理想的なケースとして、日本国家破綻前に外貨にしておいて、破綻して円安になったら日本へ資金を戻す、ということです。そうすれば企業も個人投資家も利益がでますし、再度投資してもらえる日本自体にもポジティブ要因となります。この「外へ行った資金が日本に戻ってくるのか?」という疑問(というよりも恐れ)を一番抱いているのが官僚、政治家だと思いますが、それは本末転倒。資金が戻ってくるような魅力的な国を作るために政策があるわけだし、法律が存在するはず。破綻しないように延命措置を続けたり、事実をごまかしてマスコミ介して国民に伝えたり、ということをしてもまさに本末転倒です。

既得権益があるとすがりつくのが人間だと思いますが、そもそもそれがネガティブな考え方なのでは?と思います。ポジティブに考えれば考えるほど日本は破綻していいし、その際に自分たちがどうすべきか?を真剣に現実味を持って考え実践できるものだと思います。せっかくの人生、ポジティブに生きましょう。




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日本人にとってのプライベートバンク

2012-06-25
こちらの本を読んで、トヨタのレクサスが成功するかどうかはあまり興味がないのですが、プライベートバンクのクダリが面白かったのでご紹介しようと思います。


トヨタ・レクサス惨敗―ホスピタリティとサービスを混同した重大な過ちトヨタ・レクサス惨敗―ホスピタリティとサービスを混同した重大な過ち
(2006/06)
山本 哲士、加藤 鉱 他

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著者が自分も愛用しているスイスのプライベートバンクに友人数人を連れて行った時のこと。’プライベート’バンクなので、当然現地ではそれぞれの資産の話をプライベートにするために、バラバラの部屋に入って担当者(プライベートバンカー)から話を聞きます。彼らは友達ではあるけれど、資産の状況も同じなんてことはありえません。ある友人にとってのプライベートバンクの価値と別の友人にとってのプライベートバンクの価値は違いますし、預け入れる金額も違うでしょう。

面談が終わった後、落ち合った時に悲劇が起こります。彼らはせっかくプライベートバンカーが’プライベート’に話をしたにも関わらず、その友人は一緒に話した内容をシェアしだしたのです。そこで出てきたのが手数料や金利の違い。金額や求めるサービスによって手数料や金利が変わってくるのは当然のこと。それを自ら’一律’のどこにでもある商業銀行と同じサービスを求めたのです。つまりそもそもプライベートバンクなど必要な顧客ではないということです。むしろ資産家にも一般人(預金をしてお金を引き出して使うだけの顧客)にも何も変わらないルール通りのサービスを提供してくれる日本の銀行のようなところが良かったということです。

次に別の小さなプライベートバンクを紹介しました。そのプライベートバンクは大手の商業銀行系プライベートバンクと違い、プライベートバンクを専門でやってきているので、社長自らが顧客に会って話をしてくれます(というか顧客がしたいことを聞いてそれを実行してくれる)。しかし英語を話せない日本人の友人は、この社長自らが’プライベート’にしてくれることよりも、大手の商業銀行系日本人スタッフが日本語でしてくれるサービスを好みました。

最後に日本へ帰ってきた時、誰かに相談したかったのでしょう。お金の相談ということで、自分の会社の顧問税理士に相談しました。税理士は多くの場合、日本の税制に基づいて税金の申告をすることが業務です。海外のプライベートバンクの活用法など知る余地がありません。けれどその税理士が言ったネガティブ発言を基に、結局プライベートバンク自体開設することをやめました。「知らないことはやめておこう」というだけの理由です。

「引き寄せの法則」とよく言いますが、まだ彼らにはプライベートバンクは必要なかったのでしょう。スイスのプライベートバンクというものがまだどういうものか漠然としている方はまずこちらの『スイスプライベートバンク入門書(マニュアル)をご一読ください。個別にあなたにこの口座が必要かどうかは’プライベート’なことなので、またお気軽にご連絡ください。

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