第31回Podcast:『海外進出支援ホームページ』新設のご案内 〜TM総合会計事務所代表 豊島絵
2013-01-31
※『海外進出支援ホームページ』はこちら海外進出を考える中小企業さまが、海外進出支援する際に必要なことを簡単にわかるようなサイト『海外進出支援ホームページ』を新設しました。半年がかりで作ったのですが(笑)、このサイトをビジネスパートナーである豊島さんと確認していきます。
音声はこちら
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海外進出事例 〜重光産業
2013-01-30
海外進出で成功している企業の例を今後はちょくちょく取り上げていこうと思います。今回は味千ラーメンを世界で手がける『重光産業』。本社は熊本、従業員も数十名(国内)とそれほど大きな規模ではない企業ですが、「味千ラーメン」をフランチャイズ方式で世界10カ国、241店舗まで広げている。海外事業の中心となっているのが、香港にある企業。事業発展、節税などを考えて、本社の熊本ではなく香港を中心にしたのでしょうね。そして2007年、香港市場に上場。米Business Week誌の「アジアで最も成長する企業」の第1位に選ばれました。
成功の決め手となってのは、やはり現地採用で現地の資本、人材を以って事業を展開していったということ。日本ブランドで日本のラーメンを世界に輸出している、という点ではもちろん変わりないのですが、やはり現地のビジネス感覚に合わせ、現地のニーズに答えていくためには、現地で始まり現地で終わらなければいけないということですね。
2006年時点ではそれでも海外の売上比率が20%くらいだったそう。今はきっとかなり大きくなってることでしょうね。
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日本人の価値観 〜世界価値観調査(World Values Survey)
2013-01-28
世界価値観調査(World Values Survey)でこのような結果があったそうです(中間の数字は省略、%の高い順)。質問:もう2度と戦争にあってほしくないというのが我々すべての願いですが、もし仮にそういう事態になったら、あなたは進んで我が国のために戦いますか?
回答:はい
キプロス:83.6%
スウェーデン
フィンランド
中国
韓国
メキシコ
グアテマラ
ポーランド
アメリカ
ロシア
スロベニア
オーストラリア
ルーマニア
チリ
フランス
イギリス
香港
ニュージーランド
アンドラ
イタリア
オランダ
イラク
ドイツ:27.7%
日本:15.1%
質問:あなたは〇〇人(国名)であることにどのくらい誇りを感じますか?
回答:非常に感じる、かなり感じる
コロンビア:98.1%
ポーランド
イラク
グアテマラ
メキシコ
オーストラリア
フィンランド
チリ
ニュージーランド
キプロス
アメリカ
イタリア
韓国
スロベニア
イギリス
フランス
スウェーデン
アンドラ
ルーマニア
ロシア
中国
オランダ:73.3%
ドイツ:65.9%
日本:57.4%
香港:49%
質問:ここに近い将来起こると思われる色々な生活様式の変化が挙げられてあります。もしそういうことが起こった場合、あなたはどう思われますか?(項目:権威や権力がより尊重される)
回答:良いこと
コロンビア:91.5%
グアテマラ
フランス
メキシコ
イギリス
イラク
オランダ
ルーマニア
キプロス
チリ
アメリカ
オーストラリア
ニュージーランド
ドイツ
イタリア
中国
フィンランド
ポーランド
ロシア
スロベニア
アンドラ
韓国
スウェーデン
香港:22.6%
日本:3.2%
ということで、この質問と回答からは、日本人は日本という国に誇りを持っていない、またに日本という国という単位から自分自身(個人)を遠ざけて、もしくは切り離して考えているということがわかります。
これはどこから起こったのでしょうか?古い話を出せば、戦後のGHQの影響。近年でれば、汚職と天下りを続ける官、政治家への不信感。一向に良くならない景気とそれを良くする政策なき政治。お笑い芸人とスポンサー(広告主)の声ばかり聞こえてくるTV。こういったところから影響されているとは思うのですが、それにしても世界基準で調査を行なってみると、これほど下位(というか最下位)に来ているとは思いませんでした。
だからと言って、どうしようということでもないのですが(笑)、世の中の統計というのを客観的に見ることで、自分の考えが浮いているものなのか、むしろ世間と同じなのかを知ることができると思います(決して世間と同じだから良い悪いということではない)。
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Moves Like Jagger 〜Maroon 5
2013-01-23
これ上がるなー。男性必見。女性、美を好きな方はぜひ。この曲がタイでサムイ島からバンコクに戻ってくる時のランディング、タイ航空の機内で流れてました(笑)。こんな茶髪ポニーテール&短パンのCAさんと共に(笑)。白人のteenagerはアゲアゲで踊ってました(笑)。懐かしい。

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アベノミクスとは?
2013-01-22
最近、やたらと「アベノミクス」という言葉が使われているみたいで、経済とかまったく興味ない人からも「アベノミクス」って何?とか流行語大賞?とか言われます(笑)。ということで今日のテーマはアベノミクス。ちなみにwikipediaもあるので(笑)、教科書好きな勉強クンはリンク先見てください。私はかなり噛み砕いて説明します。そもそもアベノミクスをすると言ったら、円安&株高になりましたね。マーケットは賢い人からシロウトまでの集合体ですが、教科書通りのことをすると、教科書に書いてある方へ収斂されていくものです。ということで、そういった政策だということは間違いありません。
ポイントは以下3つ。
1)大胆な金融政策
2)機動的な財政政策
3)民間投資を喚起する成長戦略
噛み砕いて言うと、
1)日銀がお札をバンバンする(何兆円単位)
2)税金を使って景気刺激策をする
3)「3本の矢」として入れていますが、現状戦略何もありません
です。
つまり1)は裕福な子どもがお小遣いを親からバンバンもらえるということ、2)はもらったお小遣いを自分が仲良い仲間にあげること、ですから、肝心な3)のどうやったら目の前の円安&株高ではなく、構造改革、デフレ脱却、経済成長を長期にしていくことができるのか?ということをしないといけません。
あと細かな政策で今までとちょっと変わった点は、
A)インフレ目標(2%)の設定
B)円安政策
どちらも外国の経済学者が言っていて、外国では既に実施されていることを日本もやろう!ということですが、この通りの政策をすると名言することで、マーケット(株式、為替)が読みやすくなります。じゃあ、どうやってそうするの?という問題はさておき、そうすることで先に円安&株高にしたということですね。
問題はこれからこれをどう実践していくか?ということと、外圧(アメリカなど)に屈しないか?ということ。円安&株高になれば、日本の多くの企業も儲かり、個人も潤ってきます。メッキが剥がれないうちに、いけるところまでいってもらいましょう。
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