T&D米国株投信(北米通貨投資型)1302 〜野村證券
2013-02-21
本日は野村證券の新商品『T&D米国株投信(北米通貨投資型)1302』をご紹介します。
※過去ブログで一度も紹介していないファンドはこちらのブログで。過去1度でも書いたことがあるファンドに関しての最新情報は私の『最新個別ファンド情報有料メルマガ』にてご紹介していきます。
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このファンドの特徴は3つ。
1)NASDAQ株(米国ハイテク株)へ投資
2)3通貨で投資(米ドル、カナダドル、メキシコペソ)
3)基準価額12,000円で早期償還
まずは1)NASDAQの指数を見てみましょう。

このようにNASDAQというのはハイテク株中心。ただご覧になっていただいてわかるようにハイテク株ばかりなので、分散投資というよりも集中投資しているような形になります。
近年、上昇しているとはいえど、やはりまだITバブルの頃には戻れていません。

次に2)3通貨への分散投資です。それぞれの通貨の動きがこちら。

そしてこちらが先ほどのNASDAQと為替を含めたチャート。

先ほどのNASDAQだけの投資よりも随分上昇しているのがわかると思います。これは円高効果もありますが、この為替ヘッジプレミアムがついてくるからです。
※為替ヘッジプレミアムについてはこちら

ただこの為替ヘッジプレミアム。要は短期金利差から生まれる金利。こちらの過去の政策金利を見てみるとわかるように、以前は大きな政策金利がありましたが、近年はありません。つまりチャートでいえば、上ほどの上昇は今後はないと思ってください。

投資するかどうかはNASDAQ株に投資をするかどうか?ということになります。基本的に米国株は今後も強気に思ってもらっていいと思いますが、ハイテク株に集中投資をするのか、それ以外の伝統的に利益を上げ続ける企業も対象にしてくるのか?ということで決めてもらっていいと思います(後者がバフェット流)。
あと選択肢としては、元本確保をしながらS&P500に投資をするというものもあります。元本確保型S&P500というものですね。ご興味ある方はまたいつものようにこちらのURLよりご連絡ください。
元本確保型S&P500の資料を希望する
(ご相談のところに「元本確保型S&P500資料希望」とご記入ください。)
※元本確保型ファンドについてはこちら
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日興メキシコ債券ファンド(毎月分配型)/(資産成長型) (愛称:ラ・バンバ) 〜SMBC日興証券
2013-02-20
本日は日興証券の新商品『日興メキシコ債券ファンド(毎月分配型)/(資産成長型) (愛称:ラ・バンバ)』をご紹介します。
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特徴はただ一つ。
・メキシコの債券へ投資
です(笑)。
なぜメキシコなのか?というと正直私も答えがありません。金利がそれほど高いわけでもないですし、国として魅力があるわけでもない(成長国であれば債券ではなく株に投資すべきなのですが)。ただこれから堅実な財政で国もこれから信用力が上がっていくだろう、ということでメキシコだけになっています。
こちらがメキシコ債券の金利。

こちらがインフレ率と政策金利です。大幅に利下げをした後、4.5%でとどまっています。

財政は堅実です。このグラフでいうと、左上であるほどいいのですが、良いポジションにいます。日本はギリシャよりもはるか右下です(笑)。

投資対象はやはり国債を60%保有しています。

最終的に平均格付けBBB+で約6.5%。新興国債券にしてはそれほどいいわけではないと思います。

結局メキシコの財政が良いとはいっても、1カ国に集中投資をすることになるので、分散は図れていません。新興国の債券に分散をして、金利をもう少しとるほうがいいかな?と私は思います。
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ダイワ新興国ハイインカム・プラスⅡ -金積立型- 〜大和証券
2013-02-19
本日は大和証券の新商品『ダイワ新興国ハイインカム・プラスⅡ -金積立型-』をご紹介します。
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この商品はⅡと書いてあることからわかるように以前も『ダイワ新興国ハイインカム・プラス-インカムチェンジ(積立型)-』という形でありました。基本的には投資対象先も運用方法も変わらないので、以前のブログを参考にしてもらいたいのですが、今回のファンドの違う点が一つ。それが・・・
積立投資先が「金ETF」
だということです(以前のは新興国株でした)。
このタイミングで金へ投資をするということで商品化しているので、当然金に対してポジティブな見方を持っているから、ということですが、やはり今後も何が起こるかわからないこの相場で、金へ投資しておこうことは必要になります。しかもそれを毎月の積立(収益があればの話ですが)という形でドルコスト法を用いて投資ができるということなので、実にいいことだと思います。
※ドルコスト平均法についてはこちら
このチャートは期間が短すぎてあまり参考にならないのですが、金が上昇していればこのように資産が効率的に増えるということですね。

現在の相場環境でも新興国債券は投資しておいたほうがいい投資先ですし、金もしかりだと思います。
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第34回Podcast:ビジネスコンテスト 〜TM総合会計事務所代表 豊島絵
2つの投資の方法
2013-02-15
まず投資を始める上で、あなたの投資が・・・A)まとまった額の投資(一括投資)
B)少額からの積立投資(例:毎月3万円など)
のどちらなのかを決めましょう。決めましょうというよりも、ご自身の収入と現在の金融資産(預貯金)を見ればすぐにどちらかわかりますね(笑)。
よく勘違いされるのですが、「どちらもできない」という答えが出た方。あなたは将来、貯蓄がないということになります。貯蓄するお金がなく、今の収入を全部消費(生活費)にまわしているのですから、当然貯蓄がないことになりますね。将来よっぽど出世をする、もしくは起業でもして大きな収入を得る、もしくは相続で資産をもらう、などということがない限り、貯蓄がない将来が待っています。だからお金がなくても頑張って消費を減らしてB)だけでもしておかなければいけないのです。
年齢によって、このA)かB)のどちらか(もしくはどちらも)が異なってきます。あくまで一般的なサラリーマン家庭の例ですが、こちらにあげておこうと思います。
例1)20〜30代
まとまった金融資産はまだないでしょう(あっても数百万円)。この場合はB)積立投資です。
例2)40代
まとまった金融資産も1000万円程度はあるでしょう。収入もある程度あり、子どもの教育費、家のローンなど出費も多いですが、毎月ある程度の貯蓄もできると思います。この場合、A)一括投資とB)積立投資の両方をしておきましょう。
例3)50代
まとまった資金も2000万円ほどありますし、収入もあります。しかも子ども教育費も終わり、家のローンもないので、大きな出費もありません。あとは老後の備えだけです。この場合、A)一括投資とB)積立投資(10年くらい)の両方をしておきましょう。
例4)60代
まとまった金融資産と年金になります。あとは増やすというよりも減らさないことを考えましょう。減らさないためには今あるまとまった金融資産から金利収入がどれだけ取れるか?が重要になるので、A)一括投資をしておきましょう。
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