【資産運用Q&A】資産管理について(お金の相談)
2014-08-26
<Q>父が無くなり、それまで主に父の給与収入で生活していた生活スタイルを変えていかなければなりません。
そこで、相続、年金、資産運用、納税等をからめた相談をしたいのですが、どちらを伺えばよいのかわかりません。
FPの方の事務所でしょうか?銀行でしょうか?
一般的に言って、多くの方は何を基準に相談する相手を決めているのでしょうか?
<A>
はじめまして、投資アドバイザーの河合です。
お金の問題を相談しようと思うと主に以下の方たちがいると思います。
・投資アドバイザー(資産運用相談)
・税理士(相続相談、税金相談)
・FP(年金、保険相談)
それぞれがそれぞれのエキスパートなので、すべてをまかなっている方はいないと思います。例えば私であれば投資アドバイザー(投資助言業者)なので、資産運用、簡単な相続、年金、保険相談は受けられますが、それを実務的に相続手続き、納税申告、国内生命保険の契約となるとその専門の方をご紹介するようになっています。
まずは今のsaruhさんの状況をお聞かせいただければ、それに合う形のアドバイスをできると思いますので、ご希望であればこちらよりいつでもご連絡ください(無料)。
河合への直接相談はこちら(無料)
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【資産運用Q&A】投資信託の扱いと今後の運用について(30歳からの資産形成)
2014-08-25
<Q>
初めまして。既に持っている投資信託について、今後どう保持すべきかをアドバイス頂きたく投稿しました。
どうぞよろしくお願いします。
保持している投信は以下の通りです。
どちらも2008年10月ごろ、100万円分ずつ、計200万円で購入しました。
■グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)
・時価:約65万円(保有数135.0050、今日の基準価格4795円)
・今までに受け取った配当:約15万円(毎月4725円)
・損失:約20万円
■フィデリティ・世界3資産・ファンド(毎月決算型)
・時価:約63万円(保有数104.6624、今日の基準価格6006円)
・今までに受け取った配当:約8万円(毎月2093円)
・損失:約30万円
必要かどうかわかりませんが、プロフィールも記載しておきます。
・30歳男性(会社員)、既婚、妻は専業主婦(就労予定無し)
・子無し(そろそろ第一子が欲しい頃)
・年収約600万円(税込)
・貯蓄約400万円、今後も月10万円ペースで貯蓄予定
この投信は独身時代の貯金で購入したため、生活余剰金の範囲として扱っています。
直近で大きな金額の買い物をする予定もありません。
あるとすれば住宅購入ですが、早くても2年後くらいだと考えており、貯蓄も少なからずあるので頭金にはなると考えているため、この投信を解約するときはローンの繰上返済に回すくらいだと思っていました。
よって、今のところこの投信に回している資金の運用可能期間は無期限です。
どちらも毎月配当が出るタイプですが、配当は手を付けていないので、今にして思えば配当は年単位のものや満期時に出るようなものでもよかったと思っています。
今すぐ全てを手放した場合、受け取った配当を考慮しても約50万円の損切りをすることになります。
素人考えですが、基準価格も配当金額もこのままいくと仮定すればあと6年ほどで損失補てんできますし、特に金銭的に困っている状況ではないため放っておいてもいいかなとは思っているのですが、今後の円安/円高(対米ドル?対ユーロ?)や不動産(3資産Fに影響?)などの動向によってどう左右されるのかまったく想像ができず悩んでいます。
投資経験はほぼありません。
追加投資するなら100万円くらいは可能ですが、FXのように強制ロスカットがあるものは・・・(あくまで素人の偏見ですが)。
乱文で申し訳ございませんがどうぞよろしくお願いします。
<A>
はじめまして、投資アドバイザーの河合です。
まず今保有されている2つのファンドについては・・・
■グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)
投資信託(毎月分配型)として保有する必要はありません。売却して豪ドル債などにしてください。
■フィデリティ・世界3資産・ファンド(毎月決算型)
世界の3つの資産、為替に分散したとしても、為替であれば対円に対しては皆同じように動いていますし、資産でいえば、債券で多少金利がもらえても株、不動産で損をします。これも売却して債券にしておくか、金、ヘッジファンドへ分散しておいたほうがいいと思います。
またおそらく今30歳のSutherlandさんにとってもっと重要なのはこの100万円の運用ではなく、今後の資産形成の方法だと思います。その際、若い方にとって利点となるのが、時間を活かしたリスクを抑えた投資、積立投資です。具体的には以下のURLより海外積立投資入門書(マニュアル)をダウンロード(無料)の上、一度ご一読ください。
※『海外積立投資入門書(マニュアル)』はこちら(無料)
また個別にご相談希望の場合は、こちらよりご連絡ください(無料)。
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【資産運用Q&A】投資信託について(グローバル・ソブリン&財産3分法)
2014-08-25
<Q>
主婦です。5、6年前から銀行の勧めで、無知のまま投資信託を始めました。グローバルソブリンと、財産3文法ファンド、二つで200万円です。
配当金が、毎月安定して入るので安心していたら、今月説明で、評価額が、半分に下がっている状況を知り、落ち込んでいます。
投資は、長い目で見たほういいとういう方もいますし、すぐ、解約を勧める方もいます。
素人なので、迷っています。良いアドバイスをお願いいたします。
<A>
はじめまして、投資アドバイザーの河合です。
まず皆さん勘違いされていることなのですが、毎月の分配金は収益でもなんでもありませんのでお気をつけください。
※分配金についてはこちら
次にグローバル・ソブリンと財産3分法ですが・・・
グローバル・ソブリンはもう利下げをしてしまった後の先進国の債券ですので、あまり投資妙味がないと思います。それであれば豪ドル債だけを投信ではなく直接購入されたほうがいいと思います。
財産3分法は、3つの資産を持つことで、どちらかがいい時にはどちらかが足をひっぱる形になってしまっていて、運用としてはよくありません。また今は株式や不動産で高いリスクを取って運用するタイミングではありませんので、こちらも売却することをオススメします。
売却後、どのような運用をするのがnappyryoumaさんにとって良いかは、nappyryoumaさんのお考えを伺わないとなんとも言えませんので、もしアドバイスがご希望でしたら以下の質問にお答えください。
・ご年齢
・現在の投資商品(金額、銘柄など)
・今までの投資経験(年数、商品など)
・今後の投資可能年数
・今後の投資可能金額
・年率目標リターン(何%など)
・オフショアファンドも投資対象に入れるかどうか?
・その他、投資や人生でどのようなことを目標に運用していきたい、などあればなんでもお聞かせください。
ご連絡はこちらからお願いします(無料)。
河合への直接相談はこちら(無料)
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【資産運用Q&A】確定拠出年金(401k)の運用
2014-08-25
<Q>主人の会社の話です。
今年になってから会社から支給される退職金をある会社で拠出年金として
運用すると説明がありました。
その商品の説明とざっと拠出年金についての説明がありましたが
主人である当人も困惑気味です。
・知識が乏しいため運用に不安がある。
・説明から半月ほどで商品を選ばないといけない焦りがある。
普段の仕事もあるためなかなか勉強もできず
どうしたものかと悩んでいます。
説明を聞く限りメリットはなんとなくわかりましたが
デメリットは運用時のリスクだけなのでしょうか。
少し調べると最近の企業はこのようなことを進めているところも多いようですが
トラブルは無いのでしょうか。
年齢的に普通に勤め上げればまだ退職までは年月がありますが
その分運用によっては受け取れる金額も変わると思います。
どのようなことに注意して商品を選べばよいのでしょうか。
<A>
はじめまして、投資アドバイザーの河合です。
確定拠出年金のリスクとして以下のようなことが考えられると思います。
1)上下の変動リスク
2)転職後の会社に確定拠出年金がない
3)積立金額によっては、コスト負けして永遠に増えない
ずっと同じ会社に勤めることが前提であれば2)、3)は関係ありませんので、市場や経済から投資先を決めて分散いただくことで1)を回避することになります。
運用先にどうしても不安があるという場合は、ゴールド会員というのを弊社でしていますので、そちらで運用アドバイスを随時するようにしております。ご検討ください。
ゴールド会員詳細はこちら
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野村ニュージーランド債券 ファンド 〜野村證券
2014-08-24
それではいつものように野村證券の新商品の紹介をします。今回は『野村ニュージーランド債券 ファンド』です。投資対象はNZの債券というだけなのでいたってシンプル。ではNZについて見て行きましょう。

こちらが債券の格付け。AAAなので世界でTOPの格付けです。そして右手の財政面での健全性を見ても、ドイツよりも(つまりどこよりも)健全性も高いです。つまりは日本国債にあるような破綻(デフォルト)リスクは極めて低いということですね。

次に政策金利。世界中の国が金融危機時に利下げを行ったように、NZ利下げをしています。しかしそれでも金利はまだ先進国の中では高い方。このチャートのように今後利上げがあるかどうかはわかりませんが、今の財政状況を考えても、一番早く利上げしてくるのではないでしょうか。


社債(事業債)と地方債、国債など色々な種類を入れることで、格付けはAAAより下がりますが(AAAは国債)、それでも比較的高い平均格付けで高い金利(4.8%)が得られます。他の国の金利や国債だけに投資するよりも金利が良くなってますね。
あとはNZドルという通貨リスク。それでも円安になるとは思いますが、問題はローカル通貨だということ。世界中でNZドルという通貨の取引量は低いため、その分簡単に上下にぶれます(リスクが高い)。更にNZドルで投資できる先がこうした債券以外にないので、また円建てというファンドの特徴にもより、やはり売却時に日本円に戻さなくてはいけません。その結果、NZドルというのは他の米ドル、ユーロ、ポンドなどと比べるとリスクになります。
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