【資産運用Q&A】老後のお金はいくら用意すべき?(ゆとりある生活のための老後資金)
2014-11-29
<Q>30代後半夫婦、共働きの二人世帯です。分譲マンションを、65歳にローン完済する予定で購入しております。ここ最近夫婦で老後のお金について話す事が増えてきているのですが、年金も当てにできない今日この頃。老後に備えてどのくらいの貯蓄をしておくとよいでしょうか。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
<A>
はじめまして、投資アドバイザーの河合です。
生活保険文化センター『生活保障に関する調査』(平成19年度)によると、ゆとりある生活で月38.3万円だそうです(夫婦)。もちろん個々人で差があるとは思いますが、老後に時間ができ、楽しい余生をすごそうと思うと、旅行などでこのくらいというところでしょうか。
ちなみに最低限の生活で月25万円だと言われています(夫婦)。
これを65歳から80歳までかかるとすると、約4500万円。ゆとりある生活で約6660万円です。
これだけの資金を用意しておくことが理想です。もちろん年金、退職金がありますが、それもなかなか期待できない世の中です。しかもまだ30代後半ということであれば、30年後の話なので、日本の借金、企業の財政状況を考えると、ご自身でこれを準備しておいたほうがいいと思います。
その際、30代というお若い方にとってメリットがあるのは「積立投資」です。毎月5万円を25年間積立て、毎年11%運用をすれば実質1500万円の積立が、6500万円近くになります。つまりゆとりある生活ができるということです。
30代後半という早くに考えられてよかったですね(笑)。
またご質問がありましたら、いつでも遠慮なくご連絡ください。
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【資産運用Q&A】投資信託の解約(売却)について
2014-11-28
<Q>投資信託をすぐ解約しようか迷っています。リーマンショック以前に購入したもので損切りできないまま現在にいたってますが、グローバル好配当株オープン200万購入が70万 HSBc新BRICs150万購入が100万になっており他のものも含めると300万近くのマイナスになっています。円高がすすみ80円ちかくなるとますます損金が膨らむのでは?と思うと不安でしょうがありません。すぐ解約したほうがいいのでしょうか?
円高はまだ数年続くのでしょうか?
<A>
はじめまして、投資アドバイザーの河合といいます。
まずご質問の内容を考えるにあたって、2つの点を整理する必要があります。
1)「グローバル好配当」と「HSBC新BRICs」ということですが、どちらも株資産であり、値上がり益(キャピタルゲイン)を狙いにいく商品です。まずこういったリスクの高い商品がサンハーブさんのお考えに合っているかどうかを考える必要があります。
2)今後の為替などの相場を考えて、相場観から売却するべきかどうか。
1)については、サンハーブさんに考えていただくしかないのですが、2)の相場観からは、「グローバル好配当」は売却、「HSBC新BRICs」は保有してもいいかと思います(相場を話すと長くなるので、ここでは省略させていただきます)。
為替を気にされていますが、円高になるといっても、ここからはそんなに心配しなくていいです。また円安になるまで売却を待って、じゃあ次何で運用しよう?と考えたときに、結局は外貨資産になるので(日本円資産では運用できる先はありません)、買う方も高くなっています。つまり売却すべき資産は、今の基準単価、為替動向に関わらず売却されたほうがいいです。
ポイントは上記2点を踏まえた上で、
1)サンハーブさんにとって、どんな運用方法がいいのか?
2)今の相場から今後安定した収益をあげられる資産はどれなのか?
を考えることです。
これは一問一答で終わることではないので、もしよろしければ直接私までご相談ください。
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【資産運用Q&A】どのように運用していけばよいでしょうか?(豪ドルMMF、金ETF、ヘッジファンド)
2014-11-28
<Q>37歳・妻・子の3人家族です。よろしくお願いいたします。
先日、会社が合併となり、前の会社の他社で運用していた分の退職金が100万円程度、前倒しで支給されました。
「あくまでも退職金の前倒しなので、くれぐれも退職するまでは使わないようにしましょう」と、会社からは言われているのでできるだけ使わないようにしたいと思っているのですが、ただおいておくのももったいないので、何かで運用したいと思っています。
私の浅い知識で調べた限りでは、自分としてはあまり面倒なこともしたくなく、株価等の上がり下がりで振り回されたくないので、投資信託がよいのではないかと思っています。(ちなみにカン・チュンドさん等の本を読みました。)
ただ、どの本を読んでも一度に投資しないで、時期を分けて投資したほうがよいとの説明があるので、具体的にどのような感じで投資すればよいのか迷っています。
私が思っているのは、一度に全額投資して(もちろん分散投資ですが)しまったほうが、収益金額が増えてよいのではないかということです。もちろんそれだけリスクも増えることになるかと思うのですが・・・
以上のような条件だと、どのように運用するのがベストだと思われますか?
とりあえず投資信託を考えていたので、それを前提で書きましたが、ほかに違うお勧めの運用方法があれば、もしよろしければご指導ください。
上記もしましたが、運用の姿勢としては、「あまり面倒なことはしたくなく、株価等の上がり下がりで振り回されたくないい。多少の損は覚悟していますが、長期投資で、出来るだけ定期預金に入れておくよりは収益が出て、インフレ・デフレにも対応できる運用」です。
よろしくお願いいたします。
<A>
ignitionさん
はじめまして、投資アドバイザーの河合と申します。
この条件であれば、投資信託もひとつの選択肢ではありますが、豪ドルMMF、金ETF、ヘッジファンドが良い対象先になると思います。投資信託に関してはそのファンドがいい悪いにかかわらず手数料が高いですし、相場と共に一喜一憂しなければいけません。
整理をすると・・・
・インフレ・デフレ対策
・円安対策
・相場の下落時にもリターンをあげる
・リスクを抑えた金利収入
・安い手数料
という条件で上記3つの商品を選んでいます。どれも投資をしたら5年以上(退職までとはさすがに言いませんが)は保有されていてもいいと思います。
またご不安な点やご質問がありましたら、いつでも直接私までご連絡ください。
よろしくお願いします。
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生命保険相談ホームページ
2014-11-27
今までの資産運用相談ホームページ">資産運用相談ホームページにつづいて、生命保険相談ホームページ">生命保険相談ホームページを立ち上げました。コンセプトとしては、今までのが日本人の個人投資家が資産運用(投資)の相談をしていただけるように、弊社の野村證券出身の投資アドバイザーを用意して、無料で相談いただく先。
それに対し今回のは生命保険の契約者、もしくは今後保険を考えている人たちが、生命保険の基本的なところから、また何を相談したらいいのか?を弊社のアリコ出身の保険アドバイザーがお答えしていくものです。
両方のサイドを見ている私からすると、投資も保険も同じ話だし、投資も保険も結局は何で運用するか?という話になるんだけれど、一般の方はその結論まで行きつけないと思うので、それぞれご自身に関係するところからまずは気軽に相談してください。
その後の「答え」はあるので、そこに皆さんができるだけストレスなくたどり着けるよう、私もスタッフ教育に励んでいきます。
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【資産運用Q&A】老後の備えはいつから?(老後の資金準備)
2014-11-27
<Q>
昨年子供が産まれたということもあり、いずれ退職した後、老後の備えについて漠然と不安を抱くようになりました。当方30代前半夫婦と子供1人の家族構成なのですが、主に資金的な面について、いつ頃からどのような計画で支度を始めればよいでしょうか?
アドバイスいただければ幸いです。
<A>
投資アドバイザーの河合と申します。
20歳から年金保険の支払いが始まるように、老後の準備というのは、早くからしておくにこしたことはありません。しか30歳であれば老後まで30年あるので、時間を見方につけることで、そんなにリスクをとらなくても安定した収益をあげることができます(ドルコスト平均法)。
例えば毎月10万円を投資にまわして、それを25年間積み立てるとします。これによって25年後に積み立てられる金額は3000万円ですが、毎年10%運用をするだけで、これが1億2000万円近くになります(複利運用)。毎年10%であれば、株式投資やFXのようなリスクの高い金融投資をしなくても十分に出せるリターンです。
詳しくご興味ありましたら、いつでも私まで直接ご連絡ください。
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