【資産運用Q&A】オーストラリア国債(豪ドル債)について
2014-12-09
<Q>
オーストラリア国債を保有していますが、2000豪ドルちょっとを外貨MMFの保有していますので新規に5年未満を購入しようかどうか迷っています。単価は106.37、利回り4.43です。
ビクトリア州財務公社発行の国債もあります。単価98.69、利回り5.08です。
今、購入するには良いタイミングなのでしょうか?また、購入するならどちらが良いでしょうか?
<A>
はじめまして、投資アドバイザーの河合といいます。
今豪州債を買うことは得策ではありません。債券というのはご存知、固定金利なので、今金利が上がっていく段階で固定金利にしてしまうことはなんのメリットもありません。それだったら、逆に豪ドル資産は全部豪ドルMMFで保有しておいた方がいいくらいです。
※豪ドルでの運用についてはこちら
もしくは豪ドルでの運用先として投資信託やオフショアのヘッジファンドをご検討いただく価値は、利回りやリスクの面からも意味があると思います。
※オフショア投資についてはこちら
ご参考になれば幸いでございます。
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海外積立投資&オフショア資産管理口座申込電子化のお知らせ
2014-12-09
以前からご案内している・海外積立投資
・オフショア資産管理口座
の申込が完全電子化となりました。つまりもう申込書類に書いて郵送頂く必要はありません。以下の必要な書類(個人情報)を弊社までメールかFAXいただけるだけで、電子申込を代行します。
・パスポート
・住所証明(運転免許証、3ヶ月以内の住民票、3ヶ月以内の公共料金明細など)
・銀行通帳コピー(銀行名、氏名、最終記帳ページのみ)
※パスポートがない場合は、個別にご相談ください。
その後、申込内容をPDFにてメールでお送りします。これでだいぶ皆さんの手間が省けるようになりましたね。いい時代です。。
電子申請希望の方はこちらからいつでもご連絡ください。
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【資産運用Q&A】資産運用について(ヘッジファンド)
2014-12-07
<Q>はじめまして。
先月結婚をしまして、これからの資産運用(運用資金:700万円ぐらい)について教えていただければと思っています。
夫の貯金がある程度あったので、私の今までの貯金を住宅購入(5年後を目標)と子どものため(まだ子どもはいない)に少しでも増やしたいと思っています。
先日メインバンクに相談しに行ったところ、某保険の個人年金保険でUSドル・ユーロ・豪ドル建定額年金と通貨選択型を勧められました。
以前、投資信託で結構な損失を出しているのであまりリスクはとりたくないのですが、今の超低金利を考えると、何か有効な資産運用方法はないかといろいろと調べています。初心者なので調べてみてもどの商品が自分にあっているのかわかりません。
どうぞよろしくお願いします。
<A>
nagomiさん、はじめまして、投資アドバイザーの河合と申します。
投資のできる期間にもよりますが、5年後の住宅購入と子どものためでれば、中長期投資になるかと思います。
中長期投資であれば、ヘッジファンドという選択肢があります。これは「売り」と「買い」を常にしているファンドなので、相場の下落時(金融危機、ギリシャ危機など)でも安定した収益を出してくれます。
※ヘッジファンドについてはこちら
国内であれば今野村證券で募集している『ノムラ・ブルークレスト・CTA・ファンド』が300万円くらい(豪ドルコースがオススメ)がいいですし、海外のオフショアであれば、もっと色々な選択肢があります。
※『ノムラ・ブルークレスト・CTA・ファンド』についてはこちら
※オフショア投資についてはこちら
定額年金は残念ながら費用を払うほどの運用はできないので、それだったら豪ドルMMFに置いておくだけでいいと思います。
またnagmiさんのご希望によってどんな金融商品がいいのか診断できる「リアルタイム診断」というのがありますので、もしよろしければこちらも試してみてください(無料)。
リアルタイム診断(無料)はこちら
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【資産運用Q&A】ドルコスト平均法の売りタイミング
2014-12-06
<Q>インデックスタイプの投資信託をドルコスト平均法に従い購入していこうと考えています。ドルコスト平均法は定額で購入し続けることで購入平均価格を下げる(平準化)ことができますが、逆に言えば売却する際は定量(同じ口数)で売却し続ければ売却平均価格を上げることができる気がするのですが、正しいでしょうか?定額購入と定量売却を(ほぼ)同時に行なうことでドルコスト平均法よりも有利に運用できるのでは、と思うようになってきましたが、不安があり質問させていただきました。
もちろん購入>売却で、着実に口数は増やしていきます(売却分を多めに購入する金はあります)。
買うのはいいのですが、長期運用目的の商品は売り時が難しいなと感じています。高値で売り抜けられればいいのですが、出来る限りリスクヘッジできればなと考えています。
<A>
ユズココサん、はじめまして、投資アドバイザーの河合といいます。
売却も定量でしていこうという考えは初めて聞きました。面白い発想をされますね。
たしかにそれも意味があるかと思いますが、残念ながら売却も毎月自動的にやってくれる仕組みはないかと思います。つまりは毎月一部解約の指示をご自身で覚えておいてしなければいけません。根気のある方なら可能かもしれませんが、もともと積立投資というのは、あまり投資のことを考えず自分の本業をしていても、ドルコスト平均法で安定した資産形成をできる、というのが主旨なので、積立に関してはそこまで考えない方がいいのかもしれませんね。
逆にポイントとなるのは、
・その積立自体が本当に長期で保有していていい資産なのかどうか?
・株式・債券だけでなく、コモディティ(金など)、ヘッジファンドにも積立をできるかどうか?
というのを確認して、長期(ユズココさんであればまだお若いので20年、30年など)で複利運用で投資できうる積立なのかどうかを見極めてください。
私の知る限りでは、国内の積立ではそれは不可能なので、海外での積立をご紹介しています。
ご興味ありましたら、またいつでもご連絡いただければと思います。
よろしくお願いします。
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【資産運用Q&A】株券の取得価格について(2つの価格)
2014-12-05
<Q>私の母が所有している株券についてです。母は父の死後、相続し平成9年に名義変更しています。この株券は、父が勤めていた会社のものを少しずつ集めていたもので、取得価格は不明です。
私は一人っ子なので、いずれは私が相続することになります。
そこで、今取得価格を確定しようと思っているのですが、
平成9年の名義変更時の株価で認められるのでしょうか?
また、今年中に相続時精算課税制度を利用して母から相続した場合、
取得価格はどうなるのでしょうか?
この株は、父の遺産として売買せず、ずっと所有し続けるつもりです。
ただ、取得価格だけは確定しておいたほうが良いかと思い質問させていただきました。
よろしくお願いします。
<A>
はじめまして、投資アドバイザーの河合といいます。
ペプチドさんの場合、2つの価格が使えます。
1)買い付け価格
この場合、お父様の持株会で買った平均買い付け価格というのを持株会から再度発行してもらう必要がります。
2)名義変更時の価格
お母様が名義変更をした時の価格です。これはその株式を管理している信託銀行へTelして所定の手続をすれば、「異動証明書」を送ってもらえます。
今年売却分までは「みなし価格(2001年10月1日の終値の80%)」というのを使えるので、本当はこれも含め3つの価格から一番高い価格で申告するのがいいですよね。損得だけの話で言うと、もし「みなし価格」が一番高ければ、今年一度売却してしまった方がいいでしょうね。ただまだ売却されるご意志はないということであれば、証明書を発行してもらい、売却時まで大事にとっておくということになります(もう特定口座には入れられないので)。
相続時精算課税を使う際も、株の取得価格については上記の通りです。ただ相続時精算課税はご存知かと思いますが、一度使うとやめることはできないので、よくよく税理士さんとご相談の上、決めてくださいね。
ちなみに私は税理士免許を持っていませんが、あくまで元証券マンの意見として書いています。もし必要であれば、証券税制と相続対策にも強い税理士先生をご紹介できますので(無料)、その際は遠慮なくご連絡ください。
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