価値を生む者、摂取する者
2016-02-26
世の中2つの種類の人間しかいない。それは「価値を生む者」
「価値を摂取する者」
である。
「価値を生む者」はわかりやすく言うと起業家であり、社会に新しい価値(企業、サービス)を生みだし、そこから対価を得る。自分でゼロから生み出してるのだから、対価も大きい。その代わり新しいことをするなら必ず抵抗勢力がある。今までのサービスを提供し続けている会社であり、変わらないほうが都合がいい人間たちである。それが「価値を摂取する者」である。
「価値を摂取する者」は一番わかりやすいのがサラリーマン。会社が出している価値を給与という形で摂取している。あと年金受給者。過去預けたお金といっても、既に過剰にスネをかじり続けている。公務員もそう。努力しなくても自動的に入ってくる税金と国債(借金)から高い給与を国民から摂取し続けている。社会のルールを決めている官僚も、与えられた立場と既得権益、天下り先を作り税金と国債を摂取し続けているという意味で、価値を生み出しているのではなく、摂取しているんだと私は定義する。主婦もこちら。家事、育児をする代わりに旦那から生活費を摂取する。
ただ後者のような社会的立場でも「価値を生む者」になることはできると思う。既になっている人もいると思う。見極め方は・・・
「自分が何をしたいか?」
ではなく
「自分に何ができか?」
を考えて行動している人達である。これは言動を見れば一目でわかる。サラリーマンであれば勤めている企業に給料を上げて欲しい、もっといい役職に付きたい、ビザが欲しい、認めて欲しい、と言ってる人は永遠に「価値を摂取する者」である。そうではなく、自分が会社に対して何ができるか?を考え、自分にはこれができると価値を提供していく人材であるだけで、「価値を生む者」になれる。前述した通り、「価値を生む者」になれば自ずと実入りも増えるものだ。
主婦でも簡単。旦那に何かを求めるのではなく、自分が旦那や家族のために今何ができるのか?を考えて欲しい。もちろん自分のキャリアのために何かを準備するのもOKだが。
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4つの方面で努力する(竹中式マトリクス勉強法)
2016-02-17
竹中平蔵さんの本『竹中式マトリクス勉強法』から。思い返すと竹中と同じ考え方を大学卒業してからずっとしてきました。私のパターンを紹介すると・・・
<24歳(野村證券1年目)>

<36歳(K2、7年目)>

ということで、昔は天井がない勉強も漠然としていたものが、どんどん天井がない勉強ばかり増えていき、そしてそれが目の前で成果となり、人生の広がりとなり、更にどんどん忙しくなって・・・という状態です(笑)。
どこかのマトリクスががすっからかんとか、そもそも何を目標にしてるかもわからないとか、努力すること自体ができない・・・とかはかなり厳しいです。いずれが欠けても、人生限界が来ます。努力をできる人はきっと人生のどこかでそのキッカケを掴んだ人なんだと思いますが、歳を取ってからでもそのキッカケを掴めるそうです。私は中学の部活や高校の受験勉強、大学のバイト(笑)、中国留学で身につけました。社会に出てからは、資金力がつき、誰に言われることもなく、試験もなくなり、したい勉強を4方面に自由に選べたことが最高に楽しかったですね。
12年でとんでもない差ができます。うちのスタッフを見ていても、社会の色んなサラリーマンよりすっごくレベルが高くて、すっごく努力をすることができます。それは1日1日、1年1年をこのマトリクスを埋めて真剣に生きているから、ですね。
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