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解決する問題と解決しない問題をハッキリ分ける

2019-11-17
仕事でもプライベートでも問題って山程ありますよね。1つ解決したらまた1つ出てくる、みたいな。問題から逃げ回ってたら問題すら問題だと感じなくなるかもしれませんがw、それは置いておいて、真面目に悩んでる人達のために、ポイントだけ書いておこうと思います。

問題には2種類あり、

1)解決すべき問題
2)解決すべきじゃない問題(今は解決しなくていい問題も含む)


と分けられます。全てはこの2つに分けられますから、今までこれ意識してなかったらごっちゃになっていて、うまく人生の歯車回っていないはずです。

まず1)解決すべき問題ですが、これは後回しにしても必ず大きな問題になるか、次のステップへ行けない問題のことを言います。また期日が先だから差し迫っていないように感じるものでも、その期日はあくまで10あるうちのステップ2とかで、それを早くしておかないと次の問題が出てきて手遅れになる、という場合もあります。つまり10まですることがゴールなのに、その前で倒れるか、期日に間に合わない、というパターンですね。これも必ず解決しないといけない問題に入ります。大事な日々のビジネスとか、自分や会社が成長するために課するハードル、成長著しい子供の教育、一緒にいる時間などはすべてこちらに当たります。

対して2)解決すべきではないというのも結構あります。やらなくてもいいことは細かなことがたくさんあるので、箇条書きにすると・・・

・自分の力ではどうすることもできないことを流す時
・自分以外の人間がすればいいタスク
・周りのペースに合わせて進めているチームタスク
・責任を持てない人間との交渉
・考えの異なる人間との人間関係
・感情に左右されそうな時
・女性のPMS(ヒステリック)
・ADHD、身体障害など先天的特徴
・どうでもいいクレーム客
・誹謗中傷
・脅迫


他にも色々あるんでしょうけど、こんな感じで自分の本流とは違うところは「(今は)解決をしない」という選択をしないといけません。なんとなく後回しにしてる、はなしですよ。全ての事象において、自分がすることとしないことの選択を大量にしているんです。どちらもないはありません。選択をしないという選択もありません。

だからこの2つの区別をしっかりとしてください。慣れるとオートメーションのように当たり前になっていきますが、最初はかなりの意識をしないといけないと思います。そしてその意識をただの感覚でやってしまうと、決断が揺らぎます。やらないと決めていたのに、突然すると言い出すパターン、すると言っていたのに、突然やめると言い出すパターンです。ちゃんと論理的に自分の目的、目標、戦略、時間軸と自分の能力に基づいて決めてくださいね。
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やらなきゃいけないことをすることとしたいことをすること

2019-11-05
「自分のしたいことを見つけよう」
「周りと比較しなくてもいいから、自分が幸せになれることを見つけよう」
「楽しいことをして人生ハッピーになろう」


って最近風潮ですね。日本の軍隊教育、縦割り社会からの閉塞感たっぷりで、やっとSNS使って誰でも簡単に自分表現できるようになって、目線の合うお友達同士で一緒にいたらそれでいいんだってなります。それで生きていくことがたしかに楽だしハッピーかもしれません。

・・・けれどそれでは次のステップに行けないんです。高いビジョン(志)なしでは次の山へ行けないんです。家の裏山に食後の散歩行ってそれで幸せだねって人達と、槍ヶ岳行って、富士山行って、モンブラン行って、エベレスト行って、K2目指そうって人達とは違いますよね。登山家になりましょうという話ではありませんがw、見えてくる世界が違うし、付き合う人もそれで変わってくるし、当たり前に稼げる額も使う額も変わってきます。

何をしたいか?

と聞かれた時に、すぐに自分の楽しいことを思い浮かべる人達は、自分がハッピーになればいいだけですから、そんな次の山のことなんて考えなくてもいいですよね。一緒に楽しいことをできる友達見つけて、時間過ごしていればいいです。けれど自分以外の何か結果を出したいことを挙げられる人は、どんどん「やらなきゃいけないこと」を今やらないといけません。優先順位は常に「自分がしたいこと(楽しいこと)」よりも「今やらなきゃいけないこと」なんです。

これ一人の問題なら簡単な話です。どっちがいい悪いもないですから、したい方をすればいい。楽しい事ばっかやって貧乏するも良し、旦那の金使って楽してくらすも良し、今やらなきゃいけないこと一緒懸命やってキャリアアップするも良し、起業するも良し、海外行くも良し、です。けど人生誰かしら関わってますよね。生まれた瞬間に親と関わり始めます。兄弟がいたら兄弟。次にじいちゃん、ばあちゃん。学校行ったら友達、教師、会社入ったら同僚、上司などなど。みんな目線が同じなわけないですから、摩擦があり衝突があります。ない人はいないでしょう。そういうことを繰り返して、自分と同じ目線の人が結果的に自分の周りに残ります。

って簡単に書きますが、実際は結構ハードなんです。楽をしたい子供に生まれても、親が東大に入れ、医者になれって無理強いしてくるとグレたり家を出て戻ってこなくなります。やる気のある子に生まれても、親がそんなの無理だ、おまえには無縁の世界だ、ってネガワード言ってくるような親だったら、親を全否定して、反面教師にして、飛び越えていかなければいけません。

会社ではビジョンの高い社員が結果を出し、出世していくことでしょう。できる社員にはできる先輩社員が付きますから、また新しいアイデアや仕事の仕方、大事な仕事を任せてもらえ、どんどん「できる社員」になっていきます。できる社員にもサラリーマンとして優秀なタイプと起業に向いているタイプがありますが、いずれにせよどんどん次のステップを目指し続けることでしょう。楽をしようと考える社員は楽をした分自分の成長も数字も出ていないけれど、それでもいいんです。最低限の自己肯定はその場に居続けるために必要ですが、年収が明らかに他の社員より劣っていても、出世が遅れてもなんとでも言い訳して楽な方を選ぶ癖がついています。周りにもそういう社員やお友達がいるから、まあそれなりに生きていけるでしょう。

こうしてそれぞれの生き方があります。したいことをする、楽しいことをする、自分が幸せになる、ってこれ人生で当たり前のことです。流行りに乗ってそれだけでマーケティングしている人達にどうこう言われなくても自分でさっさとしちゃってください。それよりもなんでもいいので、自分が目指すことを見つけてください。今ある自分肯定早く終えて、次の自分を見つけるために時間と脳みそ使ってください。

「今ある自分は将来のための自分」

です。将来はもっと素晴らしい、魅力的な自分になっているはずです。今そう考え始めれば。
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「自分で稼ぐ人」と「貰うことだけ考えてる人」を政治家と投資家に当てはめると?

2019-11-02
昨日の話の続き。自分で稼ぐことを考えず、人から貰うことで生きてる人達が政治家だとこうなる。

国の借金(国債)も税金も年金も、自分たちで決めてしまえばいくらでも融通できる(借金返すのは次の世代、税金取られるのは源泉徴収されてるサラリーマン)。だから国債じゃんじゃん発行して、税金もじゃんじゃん取って(消費税増、介護復興増税、介護保険料、年金徴収)、社会を良くするって建前でどんどん使おう。使う先は自分の会社はもちろんだけど、自分たちを支持してくれてる地元企業。自分達でデフレの日本や競争で勝てない世界で物売るよりも、貰えるもんで食っていったほうが楽。

これが自分で稼ぐ人達(世襲で政治家になったわけじゃない人達とか世襲だけどそんなの関係ないって思ってる人達)だと・・・ちゃんとした教育を受けさせて、自分たちで何をすることが社会、地域発展に繋がるかを考えて、国際競争力を身につけよう。そのためには変わらんきゃいけないことは変わらないといけないし、100%じゃなくても80%でGOしないといけない。社会は保身の老人や官僚、公務員のためじゃなくて、将来ある若者、イノベーションを起こす新興企業を育て、成長する社会を作り続けなければいけない、って考えます。

次に投資家で例えてみると・・・

貰うことばかり考えてる投資家は、損はしたくないけどお金を増やしたい。できれば何もしないで元本は減らさず配当(金利)だけで暮らしていきたい、と考えます。損したら人のせい、儲かったら自分のものです。元本保証大好き。月利10%(詐欺だけど)大好きです。

自分で稼ぐことを知っている投資家は、必要なことを事前にしっかり聞きます。納得したら自分のタイミングで自分から投資を決めます。家族や友人、同僚、営業マンに流されるわけでもありません。そして仮に損をしたとしても、投資に内在したリスクを回避できなかったとして自分を戒めます。逆に投資で儲かっても、誰に自慢することもなく、もっと改善することはなかったか?と自問し続けます。

どの国の社会にも両方の人達がいて(とはいえ前者が多いけど)、共存してます。貰うことばかり考えてる人達は、自分で稼いだ人達を妬み、何か裏があるのでは?と思います。そしてコケたらゴシップです。ニュースでもSNSでもPV稼ぎです。あなたと関係ないのに。自分が何も貰えない間は暇なんです。

逆に自分で稼ぐ人達は、他人が何に興味あるかとか、何を話しているかとか、メディアが何流行らせてるかとか興味ありません。一元的な助成金や消費税増、復興需要やオリンピック需要とか、情報としては入ってくるけど、そんなことでは動きません。郵便局員が使用済切手に消印つけずネコババし5億円儲けてたとか、貰うことしか考えていない人達はそういうことくらいするだろうな、です。羨ましいとかありません。どっちみちいつかコケる話が、それが今起こっただけですから。

海外でもどっちのタイプも見られますが、横への関心が日本より薄い分まだマシかな。それはそれとまだ諦められるくらい、自分勝手に生きられる社会になっている。だから格差はあるけれど、貰うことしか考えていない人達にお金あげたところで、社会も国も経済も良くなるわけないんだから、格差は当然あることが社会、と考えられる。だって全体としては国がそれで成長できるんだから、自己責任の元に競争して頑張った人間が富を得ればフェアだし、みんなハッピーですよね。

自分で稼ぐ人は日本から出てください。何か貰いたいだけの人は日本にいた方が幸せかもしれません。
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自分で稼ぐか人から貰うか

2019-11-01
生きるためにはお金が必要。そのお金をどう手に入れるかで2種類の人間に分けられてしまう。

1つ目が自分で価値を作ってお金を稼ぐ人間。顧客がいるので、お金はそこから貰うことになるけど、価値を生み出した対価としてもらう。

2つ目が人から貰う人間。サラリーは時間と能力と引き換えに対価としてお金を貰ってるかもだけど、価値を創造してるわけではなく、貰えるとわかっているから働く。労働に起因しているのは、必ず対価が貰えるからである。同じ仕組みが税金。国によって税率も違うけど、国民から税金を取って、それを国が再分配する。再分配の方法も様々だけど、わかりやすく言うと公務員の給料、公共事業、補助金、復興支援など。払った分を少しでも返してもらいたいという気持ちもあると思うけれど、貰う生き方をしている人達が制度という貰える先へ群がってくる。

これ大人の話してるけど、子供の頃からしっかりと習慣として身についている。

前者の親は子供に資本金(投資元本)として与え、投資をさせるなり、アフタースクールへ行くなり、留学するなり、起業するなり考えさせて自分で選ばせる。親にとってのリターンはお金ではなく、何もよりも大事な我が子の成長と幸せである。

後者の親は、毎月一定のお小遣いを与え続ける。いくらにするかは周りの同級生の水準見て決める。年始はお年玉というわけのわからないものをもらうために親戚中駆け巡る。あげてる側も何のためにあげてるのかもよくわからない。みんなあげてるから、自分もしょうがなくあげなきゃいけない感。

こうしてどんな大人になるかが決まっていくんだけど、どちらの人間になるかの線引は「自律」しているかどうか。親に頼らず、会社に依存せず、自分がしたいことを自分で決め、社会に流されるでもなく、自分の目標に向かって一生懸命生きる。書いてみると当たり前のことなんだけど、それを本当にしている大人も子供も結構少ないんじゃないだろうか。日本で出会ったらsurprise!である。
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