三菱UFJ銀行が中国で個人向け金融開始
2010-12-26
三菱UFJ銀行が中国での個人向け銀行業務を本格的に展開していくと発表。まずは今月香港に支店を開設するそうだ。
主な業務としては、日本にもある通り、預金、生命保険、投資信託などの販売となり、通貨は香港ドルと人民元。まずは香港支店の取引先1000社の中からオーナーや企業管理職を対象(主に富裕層と呼ばれる顧客)に、金融資産は3000万円超を取り囲んでいく予定。
サービスや商品の差別化ができないことはもう明らかなので、要はビジネスとして収益が出る体制と、将来安定した、また拡大していく収益を生むことができるかどうかがポイント。今回は既顧客に対して営業をしていくということなので、ここまではおそらくなんとなくできると思う。その後の顧客獲得は、おそらく今出資をしている中国銀行との連携や、三菱UFJ銀行というブランドの浸透が必要なため、かなり中長期的投資になると思われる。
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