本当の幸せとは自由意志の獲得
2011-05-18
幸福論というのは難しい問題です。誰が幸せなのか?自分が本当に幸せなのかどうか?を考えると答えはあるようで、やはりないように思えます。例えば、この資本主義の競争社会に買って、億ションを買って、何十億というキャッシュがあって、高級自動車を乗り回す人が幸せなのでしょうか?逆にそんなお金のことや世間の欲から切り離された現状で満足しているサラリーマン家庭が幸せなのでしょうか?もしくはそれこそ出家しているお坊さんが幸せ?
苫米地英人さんによれば、結局、こういったことは「競争社会」という中で勝ち組になったかどうか、というだけの問題であって、本当の意味での幸せとは違うそうです。
では本当の意味での幸せとはなんなのか?それは奴隷の幸せではない自由意志の獲得こそが唯一の幸せだそうです。
この場合の「自由」とは、単にお金があって社会的地位があって、自分が何かしようと思った時にお金や時間の成約がない、という程度のの自由ではありません。自我からも解放されて初めて自由だと言います。つまり社会や他人、家族、過去のしがらみなどからも解放され。あらゆることを自分の意志で自由に判断、決定ができることを言うそうです。
例えば、30代で年収1億円を目指し、そういったライフスタイルをおくりたい!と思っていたとしてもそれが本当にあなた自身の中から出てきた目標でしょうか?それはTVや雑誌でそういった内容を見て、それで一つの目標(というよりも願望)としているだけなのではないでしょうか?
例えば投資であれば、証券会社から与えられた情報によって、いつもどのファンドにしよう?と毎月分配型の中から選択しようとしていないでしょうか?(私のところに来る相談の内容の大半がこれ。)周りの情報から、投資=日本株だということで、儲かりもしない日本株に自分自身の限られた時間を費やしていないでしょうか?FXやオプション、CDFが少額からでき、ヘッジをしながら儲けることができる、という情報から自分自身をその中に置いていないでしょうか?
まずはこういったっどこからから与えられた情報から解放されなければいけないそうです。つまりは煩悩=我欲を捨てて見る。苫米地英人さん流に言うと抽象度を高くして見る。という作業が必要になります。
結果、見えてきた自分自身の幸福のための目標というのは、どんなものでも達成できるものです。自分が本当に幸せになるための答えが見つかったのですから、それに対しては必ず本気で向き合えるということです。
まずは自分自身の「本当の幸せ=自由意志の獲得」を行いましょう。
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