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大卒就職率最低の91.1%

2011-05-25
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大学を希望した大卒学生のうち、今年就職できた(大卒就職率)のは91.1%だそう(今年は東北地方が集計できなかったため、それ以外の地域での平均値)。就職率としては過去最低(集計開始は1996年)の2000年以来の過去最低の数字。ちなみに2000年~2008年(リーマンショック)までは上昇傾向にあり、最高97%くらいまで上昇していた。高卒の就職率95.2%で逆に改善しているそう。

正直意外だったのは、就職を希望すれば9割の学生がどこかしら就職をできている、ということ。もちろん就職を希望しないというフリーター志望の諦め学生が多いのも知ってはいるが、この91.1%という数字は意外だった。それほど日本は官僚に手厚く守られた国内産業があり、外国語がまったくできなくても企業に採用してもらえるという歪(いびつ)な構造があるという証拠だろう。逆に言うと、それでもなお国内大学卒の学生ばかり採用している国内企業が多いということであり、韓国や香港、台湾のように国際戦略を取れていない日本企業全体の問題でもあると思う。

そして就職して必ずと言っていいほど悩むのは「この仕事は自分が本当にしたい仕事なのだろうか?」ということ。家族のため、自分の人生設計のためには、自分の生きがいや幸福を捨てられないという現若者世代の特長だろう。なにも社会や自分自身をわからない状態でとりあえず就職して、その就職した会社にはそれ以上に自分自身のことがわかっていない、もしくは半分日本という国、〇〇株式会社という泥舟に乗って一緒に沈むのもしょうがないと思っている先輩、上司たちを見ていれば悩んで当然である。むしろ悩む方が正常だと言える。

ちなみに上の数字に付け加えると、就職を希望しなかった学生はなんと66.4%。つまり3人に1人は就職すら希望していないのである。彼らの考えるとことは・・・

・大学院
・留学
・資格取得
・フリーター
・パラサイトシングル
・婚活(これは逆にレア)


というところだろう。就職を希望しなかった学生の中にも良し悪しはあるとは思うが、わかっている若者はこの中から将来生き残っていける人材が生まれてくると思う。頑張ってほしい。



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