今日の一言 ~後藤新平
2011-05-31
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それでは今日の一言は後藤新平さん(~1929 政治家)です。
「人は日本の歴史に50ページ書いてもらうより、世界の歴史に1ページを書いてもらうことを心がけねばならぬ。」
今のこの時代のグローバル社会でこの一言を発するのであれば、そりゃそうだろうと言えるとは思うのですが(とはいってもそれを実行出来るかは別)、それをこの時代に言っていたのですから、すごいと思います。というよりむしろこの時代には日本は世界に追いつき世界一になろうという意志があったから、こういったことが言えたのかもしれません。
日本の歴史を見ると、この後戦争で領土を拡大していき、第2次大戦で戦敗国となります。そしてそこから高度経済成長を経て、経済力で世界一となるのです。しかしその後のバブル崩壊から今まではお粗末な物。今や世界一と言えるのはGDPに占める借金(国債)の割合くらいになってしまいました。
しかし日本国がダメといっても、個々の日本人がダメなわけではありません。後藤さんの言うように世界を目指し、日本という小さい国を飛び出してしまえばいいのです。世界は広いですし、あらゆる可能性がありますから、必然と見えるものが見えてきます。そう、見えているから行動するのではなく、見えないから先に行動するのです。これを履き違えると一生成功など無縁の人生となります。
今は国家や組織に人生を委ねる時代ではありません。個々人で闘う時代です。日本の柵(しがらみ)から抜け出せる人からどんどん抜けだしていきましょう。
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