US成長株オープン ~国際投信投資顧問
2011-06-20
本日ご紹介するのは、新規に設定された『US成長株オープン』です。今朝の日経の一面広告に出ています。
このファンドも特に難しいことありません。以前にも各証券会社にあったファンドと同じで、米国株へ投資をする、というだけのファンドです。
そしてインデックス運用ではなく、アクティブ運用をするため、ファンドマネージャーの裁量でファンドマネージャーがいいと思う銘柄に投資をします。
この場合、インデックス型よりも高いコスト(手数料)が要求されますが、結果はインデックス運用に相対的に負けています。これはデータとしてハッキリ出ていますが、80%以上はインデックス運用の方が勝っています。つまりファンドマネージャーがしたことと言えば、インデックス(日経平均など)通り投資しておけば良かったのに(つまりファンドマネージャー自体が不要)、自分の我を通して余計な運用をし、余計なコストをかけた、というだけのものになります。
このファンドマネージャーがどのような運用をこれからしていくのかは資料を見てもわかりませんが(金融の世界は実績がすべてだから)、これであればS&P500のインデックスをETFなどで購入しておけばいいでしょう。
※ETFについてはこちら
ただそもそも今年は米国債自体が格下げにあうであろうくらい、米国経済も良くないです。そんな中、米国株や米国ハイイールド債に投資するような投資行動はやめましょう(ハイイールド債の価格は株との相関関係が高いため)。
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