菜根譚 ~洪自誠
2012-02-28

野村證券にいる時に課のコンペ(また数字を競うあれ、、)で優勝した時に、そのご褒美として課長からもらったのがこの本『菜根譚』でした。
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もらったその時はまったくありがたみがわからなかったのですが(笑)、今になってなんとなく読んでみると本当にそのとおりだな、と思うことがたくさん書かれています。要は中国の昔(明の時代)の人、洪自誠が書いた漢語を日本語訳したものなのですが、そんな前からやはり人生というのは大きくは変わらないんだな、と思わされました。。
中身はいくつかのテーマに別れていて・・・
1)生き方について
2)心の持ち方について
3)自分を律することについて
4)人とのかかわりについて
5)ものの見方について
6)日々の行動について
7)人間について
8)幸福について
です。分厚い本なので、敬遠する人も多いかとは思いますが、正直読んだ感想は真逆で、人生という難しいことを数行でも気楽に読んでわかるように書いてくれています。さすが昔の賢い人は違います。難しいことを頭良さげに書くことに何の意味もないとわかっています(笑)。
先日のブログでもすでに一つご紹介していますが、本日はまた別のものをご紹介。
一歩譲ることで一歩進む
『世の中で生きていくためには、人に一歩譲る心がけを忘れてはならない。一歩譲ることが、結果的には自分が一歩進むことにつながる。
人と付き合う際にも、相手に対し寛大に接することが大切である。そうすれば、いい関係を気づくことができ、結果的には自分に利益をもたらすことになるのだ。』
紹介したい言葉は限りないほどありますが、これもまた一つ。人生には行きすぎず遅すぎないようにバランス生きるのがいいようです。。
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