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スイスというプライベートクラブ

2012-03-20
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今回、2回目のスイス、初めてのチューリッヒに来て、スイスという印象が大きく変わりました。たしかにプライベートバンクとかボーディングスクールというのは、日本の何かの媒体を介して間接的に聞いていたので、そんな感じなんだろうなー、程度に思っていたのですが、今回改めて体験したのは、スイスという国はこの国自体が世界のプライベートクラブなんだな、ということ。日本でプライベートクラブというと、アメリカンクラブ、六本木ヒルズクラブなどいろいろ思い浮かべると思いますが、要はそういったもの。それが国家単位で成り立っているというのです。

例えば、レストラン。食べるものがいいものばかりでおいしいのは当然ですが、特徴としては価格が高く、客が少ない。価格は東京の約1.5倍です。要はスイスに住んでいる人たちは皆使い切れないくらいのお金を持っているので、そもそも価格など見ない。食べたいものを食べるだけ。ただ大衆的で混んでいるのは嫌だし、ガラの悪い人と一緒に食事をしたくないので、価格は高めに設定することをむしろ歓迎している、という感じです。

街もそう。車も人も基本的に少ない。渋滞もなければ、信号があるのも珍しいです。車が通る道を渡る時にも、横断歩道があり、歩行者はそこで立ち止まるだけで、車が歩行者を優先させるために止まってくれます。ジェントルに。要は余裕のある人間だけが住んでいるため、争いも少なく治安もいい、といった感じです。

私はまだまだですが。すでにこういったことも理解できます。ある程度ビジネスが軌道に乗り、金欲、物欲がなくなると、今度は安全、平和、穏やかなくらしが欲しいと思うようになります。私は子どもがいませんが、子どもがいればなおさらでしょう。スイスに住んでいる友人に聞くと、スイスという街自体が人種差別もなく、外見や肌の色、話す言語などでは人を判断しないといいます。言葉が通じなければ、お互いの話せる言葉で歩み寄る。カフェで見知らぬ人でも気軽に話しかける。飼っている犬を良いレストランも含め、ほぼどこでも連れていける、という感じ。要は日本でインターナショナルスクールが最近人気がありますが、それがスイスだと基本レベルだということでしょう。

ではなぜスイスに日本人が少ないのか?世界でもお金を持っている日本人はたくさんいますが、やはり海外で住むということよりも、日本という単一民族、文化、習慣の中で生きていきたいということなんでしょう。財産を築いたのが日本国内なのであれば、たしかに納得がいくところです(もちろんそうでない人もいるという大前提で)。

それでもロンドンやパリはいい街だというのがヨーロッパ人。チューリッヒの後はロンドン入りなので、またロンドンも楽しみです。。



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