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JPM世界金融債券ファンド 円投資型1206 〜野村證券

2012-05-29
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本日は野村證券の新商品『JPM世界金融債券ファンド 円投資型1206』をご紹介します。


※過去ブログで一度も紹介していないファンドはこちらのブログで。過去1度でも書いたことがあるファンドに関しての最新情報は私の『最新個別ファンド情報有料メルマガ』にてご紹介していきます。

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このファンドは名前のとおり、世界の金融機関の債券へ投資をします。主な銘柄はこちらのとおり。皆さんも御存知な会社が多いことと思います。

金融債

このファンドの基準価額が決まる主な要因としてはこちら。

・債券価格
・金利収入
・為替


です。

債券価格の過去の値動きがこちら。基本的に株が下がれば債券価格は上昇するという関係がありますが(投資家のリスクが許容度が低くなるにつれ、株→債券という風に資金がシフトするため)、リーマン・ショックの時はそもそも金融機関が存続しないかもしれない、という憶測のもとに債券価格も売られました。しかしその前後は、株が低迷する中、債券価格は安定した動きをしています。

金融債2

そして投資先の細かな情報がこちら。

金融債3

平均格付けはA。為替ヘッジ後(このファンドは必ず為替ヘッジがついています)の利回りは3.81%。投資先数は98社なので、1社が倒産しても約1%の下落で済むということになります。

上記の通り為替ヘッジがされているため、今回外貨の為替リスクはありません。債券価格がどうなるか、金融機関が今後どの程度今の経営を維持し、金利を払い続けてくれるかどうか、というところでしょう。

世界の金融機関の話をすると、バーゼル規制というのが敷かれていて、これがどんどん厳しくなっています。どう厳しくなるかというと自己資本比率を一定以上に保たなければいけない、となっていて、それに伴い、各金融機関はリストラを行うなり、貸出していた、もしくは投資していたお金を回収するなどして、そのハードルを超えなければいけません。つまり今以上に保守的な経営をするということになり、これは利益を追求しなければ上昇しない株式にはネガティブに働きますが、会社が存続するだけでいい債券投資においてはポジティブな材料となります。

「金融危機」というものが起こらない限りは、このファンドも良い投資先といえるでしょう。



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