日本のプライベートバンク比較
2012-05-29

スイスなど海外のプライベートバンクと日本国内にあるプライベートバンクが大きく違うことは、こちらのスイスプライベートバンク入門書(マニュアル)にも書いたとおりだが、日本のプライベートバンクを比較してみようと思う。
対象顧客の金融資産
野村證券:基準なし
大和証券:基準なし
みずほプライベートウェルスマネジメント:10億円以上
三菱東京UFJ銀行:基準なし
三菱UFJメリルリンチPB証券:1億円以上
三井住友:5億円以上
クレディ・スイス:10億円以上
UBS:2億円以上
ロンバーオーディエ:1億円以上
各社、対象顧客を絞るために(マーケティングの関係)このように最低預入額や対象顧客の金融資産を区切っていますが、実際に紹介できる金融商品は皆日本国内に登記されている金融商品(ファンドなど)やSMA(一任勘定)、ファンドラップ、仕組み債など。すでにこの手の金融技術がある程度できあがっているため、どの会社も同じようにそれなりのものを扱っているというのが現状。他社と比較されてコストの低い方を選ばれるのを嫌うため、このようにプライベート感を出してマーケティング活動しているというのが現場です。
※ファンドラップについてはこちら
これだけ金融資産がある方はぜひご自身の目で見て確認してきてください。オフィスはどこも富裕感あふれる感じになっていると思います。。
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