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なぜマッキンゼーの人は年俸1奥円でも辞めるのか? 〜田中裕輔

2012-08-07
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今日のオススメ本は経営、コンサル、投資に興味のある人向けです。


なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?
(2012/06/15)
田中 裕輔

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著者の田中裕輔さんはマッキンゼーからキャリアをスタートし、米国MBAを取得し、株式会社ジェイド(靴の通販サイト ロコンド)の共同経営をされていますが、今回マッキンゼーのことを書いています。

私自身、現在は経営をしていますが、大学(青学)を卒業してからは1年半中国に留学し、野村證券へ入って・・・と投資側と留学、経営という同じフィールドを歩んできました。その中で共感できる点が多かったのと、改めてコンサルという世界を理解できたこともあったので、ここにまとめておきます。


<米国MBA(留学)>
費用対効果では費用に見合うほどの授業と内容はないけれど、留学中に経験できる幅広い経験はとても有意義。マッキンゼー(野村もだが)でずっと育っていくと、その世界がすべてだと誤解しがちだが、そういった小さな世界に捕らわれなくなる。

<マッキンゼー(コンサルタント)>
様々なセクターを把握し、問題解決能力に長ける。しかし現場主義とはかなり離れているため、決して経営者とは違う存在。

<プレイベートエクイティ・ファンド・投資銀行>
彼らはあくまでデータと理論により、何をすることが利益最大化を図れるか?を第一に思考する。ただし現場とはほど遠いため、経営者とはまた違う存在。

<経営者>
経営者はお金だけでなくヒト、文化の問題なども複雑に絡んで問題解決、目標達成をしていく。



まぁ、書いてみれば当たり前といえば当たり前のことなのですが(笑)、自分がどれを目指すのか?というのは結構皆さん悩むところだと思います。どれが正解でどれが間違いというわけでもありません。ただ自分がどれになりたいか?向いているのか?ということだと思います(もちろん人生これ以外にたくさん選択がありますが、この本の著者によると)。

今後の方針を悩んでいる人は参考にしてみてください。


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