マイクロファイナンスボンド(トルコリラ建て、南アフリカランド建て) 〜大和証券

2012-11-07
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最近お問合せの多いトルコリラ建ての債券について解説します。


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今、たまたま大和証券でマイクロファイナンスボンドという名で国際金融公社の債券(トルコリラ建て、南アランド建て)を募集しています。

何か名前が難しく感じるかもしれませんが、仕組みは通常の債券と同じ。発行体(国際金融公社)が資金調達をしたいので、それを債券という形で発行し、投資家を募っている。それが今回は2つの通貨建てで募集されているだけです。

債券についてはこちら

それぞれの条件は以下のとおり。


<トルコリラ建て>
期間:4年
利率:5.23%
格付け:AAA

<南アランド建て>
期間:4年
利率:4.68%
格付け:AAA



まず第一印象では、以前ほど金利がつかないな、ということ。以前豪ドル債でもこのくらいの金利がついていた時期がありました。

次にこの位の金利ではそれぞれの為替の変動リスクの方が大きくなるな、ということ。それぞれの通貨の過去5年のチャートがこちら。


<トルコリラ/円>
リラ

<南アランド/円>
ランド


見慣れていないかもしれませんが、混乱しないでください。わかりやすいようにこちらにまとめておきます。


チャート上方:円安(現地通貨高)
チャート下方:円高(現地通貨安)



こうして見ると、過去5年で通貨価値が半分になっていることがわかります(円の価値が倍になっている)。つまりもしトルコリラ債、南アランド債に5年前に投資していれば、今よりはたくさんの金利がついていたかもしれませんが、円換算では価値が半分になっているということです。

これがもしこれら新興国通貨建ての外貨MMFがあればまだいいのですが、残念ながらありません。つまりいざ満期になって、円が今のように高くなっていると、

「そのままにして、次のトルコリラ建て債券にしておきましょう。」

と言って、今回のような債券へまわそうとします。そうなるとまた4年間繰越になります。もう自分のお金であって自由に使えない分自分のお金ではないようですね(笑)。

最後に書き忘れそうになりましたが(笑)、マイクロファイナンスの話をします。マイクロファイナンスというのは途上国の事業主が少額でお金を借りたい時に、担保なしでお金を貸すような金融のことを言います。もちろん途上国の人のためにはなりますが、その代わりに皆さんにはこのような高い為替リスクが伴ってきます。ここで間違えてはいけないのが、

・ボランティア、寄付
・投資


この2つを混同してしまうことです。これは全く別物です。投資をするなら、その高い為替リスクが本当にあなた自身の考えになっているのかどうか(本来、債券にまわす資金というのは、保守的なお金であるはず)を考えてください。半分になってしまっても、それは自分が納得した上だからしょうがない(ボランティア精神)とお考えであれば、投資をするのもいいと思います。

もしくはマイクロファイナンスでも豪ドル建てなどが出るまで待つというのも一つの選択ですね。



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