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好景気の証券マンと不景気の証券マン

2012-12-09
久しぶりに現役証券マンに対してブログを書いてみようと思います。よく相談をもらうわけではないのですが、見ていて明らかに悩んでいることがあると思います。それは・・・

「会社から正しいと言われることと現実に自分がしていることにあるギャップ」

です。

先に結論づけておきますが、これは必ず発生します。ずっと株価が上昇している米国ならまだマシかもしれませんが(それでも規制や金融再編などで変わる)、日本の今までの株式相場を考えたら当然のことだと理解することができます。

ここで日経平均のチャートを確認しておきましょう。

nikkei.jpg

証券マンにも年齢が色々で、若手もいれば中間管理職の年齢、支店長にもなる40代の証券マン、50代になるとうまくいけば役員でしょうか。彼らが勤めてきた(セールス)していた時のチャートを確認してみてください。景気が拡大していて株価が上り調子の時は、

「買ってください」

と言っていれば顧客のためになっていました。買えばなんでも上がったのだから当然ですよね。買うことを背中から押してくれればよかったのです。しかしデフレになって、景気が後退していく時はどうでしょう?

「日本株を空売りしましょう」

と言えますか?以前の『野村證券物語』でも書きましたが、大口顧客である日系企業の株を「売る」ということは、その企業の株価を下げる手助けをするということで、とても証券会社の中では評価されません(証券会社が大手であればあるほど)。となるとどうしてきたか?買っても下がったら、

「この株はもうダメです。塩漬けになる前に損切りをして上がりそうな株を買いましょう。」

となります。要は損をさせて手数料をもらい続けるだけのビジネスをすることになります。

さてここで一人間である営業マンはどう思うでしょう?

1)こんなことをしているのはおかしい。やりがいない。
2)これも会社のため。サラリーマンとしてはこれをすることが仕事。プロフェッショナル!


大きく分けるとどちらかです。1)の場合、それでも自分から変化することができず会社に居続ける人間と、自分からやりがいある仕事を求めて転職していく人間でわかれます。

2)の場合、杭も出さず長く会社にいつづけることを目標とする証券マンとせっかく自分を誤魔化してサラリーマンを続けるのであれば、出世できるところまで出世する、となるかのどちらかでしょう。

それぞれの人生なので、どれいい悪いということもありません。ただ認識しておいてもらいたいのは、証券マンであれば誰しもがどこかで「会社から正しいと言われることと現実に自分がしていることにあるギャップ」を感じるということです。あとは自分がどの選択をするか、というだけの話なのです。それは自分で会社ではなく自分ですることなのです。

愚痴を言うだけの証券マンもいれば、正義感あふれる証券マンもいます。さっさと辞める証券マンもいれば、長く居続ける証券マンもいます。けどなかなかこうした事実を公にできないものでしょう。会社の中にいれば現在自分がいる環境にとっては「ネガティブ」な発言になってしまいますし、ましてや会社で発言したら当然問題になる。かといって辞めた後は、一会社で証券マンをしていたことなんてちっぽけなことに変わります。逆に関心が薄くなってしまって、特に誰かに教えることも論じつこともなくなるでしょう。

けれどどんな人間も正しいと思うことをしなかった時の感覚というのは忘れないものです(私はそう思います)。それを誤魔化すかどうかだけです。男性(女性を否定するつもりではないのですが)にとって仕事というのは人生の1/3を占めるでしょう。多くの証券マンは1/3どころか2/3くらいでしょうか(笑)。そんな人生で大きな比重を占めるところを誤魔化した人生はどうなるか?証券マンでない方も、実際証券マンをしなくても答えはわかるでしょう。

答えはハッキリしています。悩む必要はありません。行動あるのみです。



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