生き方をプロデュースする
2013-06-23
今スイスにいますが、こちらの人間と話していて改めて自覚したのが、人生の一番大事なこと(First Priority)は楽しく、幸せに生きることだな、と。そのためには趣味や家族、友人との時間が含まれると思います。次に大事なことはまたそれぞれ違うと思いますが、お金もSecond Priority以下にくるものというのは間違いないでしょう。そしてそのお金に関してアドバイスをしているのが私たちのビジネス。要はそれは最も大事なところのアドバイスではないということです。
お金が無くてもいいという人は世の中たくさんいます。自分から贅沢をしないことを選び、節約し目の前の生活を営むだけで幸せという方。それはそれですが、それ以上にもっと自由で自分の欲しいと思ったものをその時にお金のことを気にせず買うことができる。もしくは自分が生きたいと思う場所を国も関係なく選ぶことができる。そうした自由を欲しいという方は、ある程度のお金が最低必要条件となります。
お金を増やすということ(もしくは守るということ)は既にかなりの方にアドバイスしていきていますし、私個人ではなく会社組織として提供できるようなインフラは整えたと思います。あとは1400兆円という個人金融資産、140兆円という投資系金融資産を保有している多くの日本人投資家にそのサービスを提供できるよう人を増やしマーケティングをする。これからK2 Investmentがしていくことだと思います。
ただ一方で会社組織としてできないことが、自由な生き方をプロデュースするということ。弊社社員にも自由に生きてほしいので、かなり緩い(笑)自主性を重んじる社風にしていると思いますが、それを日本人投資家の方皆さんにお見せしていきたいと思います(もちろんしっかりとした投資アドバイスをした上で)。どう見せていこう?と思うと、やはり私個人がそういう生き方ができるんだよ、という事例になることが一番だと思います。むしろ自分ができないことを人にしろという方が意味不明です。有言実行ですね。
そうした生き方と投資スタイル、人生の満足度というのはある程度は比例してくるものと思います。国を関係なく時差も関係なく自由に生きる。これは日本という狭い社会、規制、限られた金融商品の中からある程度我慢をして(そもそもそれ以外を知らないという方が多いのもありますが)、選んだ結果というものではなく、言語も国も関係なく、良い物を世界中から選んでいくという投資スタイルにも繋がります。
自己責任を理解して自由になれた方は、とても幸せな人生を送っています。それだけ自分で動き、選び、決断をしているからです。その結果、多少の不便や時間のロスが生じたとしても、それも楽しむことができるからです。そんな生き方をすべてお見せすることはできませんが、どこかで見ていただきたいと思います。
会社を設立して丸4年経ちました(実質営業開始してからは3年半)。付き合いのあるファンド会社やプライベートバンク、クライアントからは、これだけになるのにたった4年でしたのか、とよく言われます。けれどまだまだ新しいものを提供できるようにしますし、毎年ビジネスが進化しています。これは正直自分からしようと思ってしたというよりも、そう周り(クライアント、ファンド会社、プライベートバンクなど)から求められて自然となってきたというのが正しい表現でしょう。
まだまだ私も弊社も進化します。社員も進化しています。すべてが良い方向へ向かっていると思います。今までお付き合いいただいたクライアントと今後も長くお付き合いさせていただきたいと思うと同時に、今後もまた多くの新しい個人投資家にお目にかかれることを楽しみにしています。
tag :