本当の人脈とは?
2013-10-18
よく「人脈」という言葉を耳にします。ただ人脈というのは結果的につながって、それが自分の人生に大きな影響を与えたな、と終わってみて実感して初めて人脈だったと気づくものです。つまりよくいう成功者ほどこの人脈がどういうものだったのか知っていると思います。
私はまだまだ未熟者ですが、それでも多くの人脈と呼んでもいいような関係を持たせてもらったとこの短い人生の中でも思えます。こちら香港へ来てからも、人が人を呼んで色んな人達を交友を持たせてもらっています。そのため自分からそれほど積極的にどうしようということもなく、スケジュールが埋まっていくわけです。とはいえ日本にいる時と同様PCの前でしないといけない仕事も大量にありますから、それとバランスを取っている、というのが現状です。
さてこの人脈ですが、よく人脈がない人ほど勘違いして(またそれを使って集客をしようという業者が多いからというものありますが)、間違った人脈作りをしようとします。私が思いつくところで、時間が無駄だなと思うのがこちら。
・どこかの業者主催のパーティ(ラグジュアリーやセレブリティを売っているものほど無駄)
・同窓会
・同期会
・会社の後の同僚との酒盛り
・いつも同じメンツで飲む席
といっても、頻度によるものですし、そもそも人脈を作ることだけが人生だとも思いません。何年に1度かある同窓会や同期会など楽しいと思います。会社の後にノミニュケーションで行く同僚との一席もそれはそれで意味があると思います。しかし仕事に成果が出てもいないのに、愚痴ばかりを言い合うような席ほど無駄な時間はありません。よっぽど一人でいて何が自分に足りないかを考えた方が意味があります。しょっちゅう同じメンツで会っては、同じ話をすることも人脈になるとも思えません。それは楽しい、と割り切るための時間です。
人脈というのはたいてい1対1の中に生まれます。そのためいつも誰か一緒でしか約束ができない人というのはそれ以上の深い関係というのはできません。最初から一人で行く。一人で参加して自分という人間とそれ以外の人間とをぶつけてみる。それによって生じる化学反応の後に、本当の人間関係というのが出来上がると思います。それが直接どうビジネスと繋がるか?と言われてもなんとも答えられないのが人脈ですが(笑)、そういう関係こそが次の関係を生んで、その積み重ねが自分自身の自信と他人からの信頼に繋がるのです。そう、他人が自分を形成してくれる、と考えればいいのです。自分が思っている以上に他人の方が自分のことを知っていることもあるものです。自分が生きた証はどこにあるのか?と言ったら、私は遺された人が語った言葉にあるのだと思います。
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