住む国ごとにメリハリをつける
2013-10-22
世界中での生活が長くなってくると、どこにいてもニュートラルすぎて、メリハリがなくなる。だから私の中でメリハリをつけるために、こういう基準を作ってみた。<先進国>
・良い服を着る
・おいしい物を食べる
・良い物を買う
<新興国>
・着古した服を着る
・おいしくなくてもジャンクフードでもいい
・ほとんど物を買わない
<どちらも共通すること>
・環境の良いアパートメントに住む
・wifi&PCをもって仕事をする
人それぞれ基準はあるだろうけれど、私はこう決めました。
例えば今いる香港。たとえいい服を着ていたとしても、誰もいいものを知らないので、特に評価されません。食べ物もジャンクフードが多く、良い物、美味しい物はほんの一部の地域に限られています。そんな中、東京やヨーロッパ、NYと同じような水準を期待してもしょうがないのです。だから諦めてそれで満足するように(というよりもそもそもそれ以上求めないように)脳をコントロールします。
次にヨーロッパなどへ行くと、良い服、美味しい料理、美味しいワイン、ジェントルに振る舞うということ、話し方など、いずれも現地に馴染んだものにするととても気分がいいです。自分自身もですし、現地の人もそのように認めてくれ、対等に話せるようになります。
「郷に入れば郷に従え」と言いますが、それも尤もだと思います。ただ100%その通りにする必要もないと思います。自分という個がなければ退屈な人間だな、と思われるのは世界中どこも共通です。だからあくまで自分の長所を理解し、それはそれで保持した上で、多少の調整を効かせるというのがいいでしょう。
tag :