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野村新米国ハイ・イールド債券投信(通貨選択型) 〜野村證券

2010-03-16
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本日は野村證券の『野村新米国ハイ・イールド債券投信(通貨選択型)』をご紹介します。

まずハイイールド債とは、各付でいうとBB以下の債券、つまり各付が低くて信用がないので、高い金をつけなければ資金調達できないような債券のことです。このような債券は市場に厚みがないとできないので、必然的に米国のハイイールド債での運用となります。

まずどのくらい金利が高いのかというのがこちら。

野村新米国ハイイールド_4

通常の米国債であればたったの3.8%。これがハイイールド債になると8.0%(上乗せ4.2%)となります。さらにこのファンドは「通貨選択型」となっているので、通貨を選択肢、その国と日本との為替ヘッジプレミアム(短期金利差)も取ることができます。例えばレアル建てとなれば、これプラス8.4%付いてきます。なんとトータル16.4%/年です。

では為替を除いて、金利を含めた基準単価の推移(分配金込み)を見てみましょう。

野村新米国ハイイールド債_1

期間が2009年5月からしかないので、短い期間での結果は、かなり上がっています。原因はこちらです。

野村米国ハイイールド債_3

リーマンショックの後、金融収縮により大幅に投げ売られたハイイールド債を拾う動きが出てきたため、大幅に上がりました。では今後、この状況が続くのでしょうか?こちらをご覧ください。

野村新米国ハイイールド債_2

これは少し難しいかもしれませんが、ハイイールド債の金利と米国債(10年物)の金利を比較しています。こちらも2009年1月からのグラフなので、ちょうど比較がしやすいでしょう。このファンドがなぜ上がってきたかが、このグラフでハッキリわかります。要は、債券単価が下がってしまったことで、異様に債券の利回りが高くなってしまったのが2009年初頭。そこから徐々に修正されていって、今やかなり正常な状態。つまりここから先ハイイールド債単価が極端に上がることはないということです。あるのはひたすら金利を取り続けるということのみです(もちろん金利だけでも十分いい数字ではありますが)。2009年に投資された方は、一度利益確定をしてもいいタイミングかもしれません。

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