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新型オペ 資金供給20兆円に倍増

2010-03-17
 現行の倍の20兆円もの資金を市場に供給する新型オペが決まった。

 おそらく日銀がしている「買いオペ」と「売オペ」というのをご存じない方もいると思うので、先にここから説明します。

 景気が悪くデフレが続いているのは皆さんご存知の通りですが、景気を刺激するのに、大きく分けると2つの方法があります。一つは「財政政策」。もう一つは「金融政策」です。

 「財政政策」は政府がするものであり、財政支出(国民が納めた税金を政府が公共事業などに使うこと)により、国内企業の売上にプラスになるようにすることである。

 対して「金融政策」は、中央銀行である日銀がします。金融政策は、通常「政策金利を調整すること」と「貨幣供給量を調整すること」の2つがあるのですが、日本はすでに0.1%という実質ゼロ金利をもうずっとしているので、これ以上景気を刺激する手立てがありません(これはかなり痛い)。できることといえば、残りの「貨幣供給量を調整すること」です。これを別名「買いオペ」「売りオペ」といいます。

 「買いオペ」は市場の貨幣を買い戻すこと。つまり、市場から貨幣が減るので、金融の引き締め(景気を抑える)働きがあります。対して「売りオペ」は、貨幣を市場に売るということなので、市場に貨幣の供給量が増えます。お金が余れば、なにかに使おう(投資、消費など)となるので、景気刺激策となります。そう、今回の「新型オペ」は「売りオペ」です。

 今回の「新型オペ」は旧型と何が違うのか?次の2つです。

1)週1回8000億円ずつ売りオペをしていたのを、今後は週2回8000億円ずつ売りオペをする(2倍)。

2)通常、金融機関の入札で金利を決めていたのだが、今後は0.1%の固定として、低金利を強調した(あまり意味がないが)。


 全く特効薬にもなりませんが、延命処置というところでしょうか(笑)。本当は根本的な社会の「構造改革」が必要なのですが、それは政府がすること。日銀ができることを必死で絞り出したというとこでしょう。政府にも期待したいものです。

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コメント:
いつも楽しく読ませて頂いています。
ひとつ確認なのですが、「買いオペ」は市場の貨幣ではなく、有価証券を買い上げて資金供給をする金融緩和策ではないでしょうか。
[2010/03/25 23:19] | TSM #- | [edit]
メッセージありがとうございます☆

国債なりを媒体に日本円を買いつけて、資金供給するという意味ですよね。。
[2010/03/26 00:11] | 河合圭 #- | [edit]












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