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デノミネーション(通貨単位切り下げ)とは?

2015-03-30
預金封鎖と同時に日本のように国が破綻する時にはもう一つの決定的政策があります。それがデノミネーション(通貨単位切り下げ)です。

デノミネーションというのは、通貨単位を切り下げる行為のこと。例えば日本の通貨(日本円)の価値(単位)を1/100に切り下げると政府が決めれば、今の1万円という紙幣の価値がその日には100円の価値しかなくなってしまいます。富裕層?と俗に呼ばれている資産1億円を持っている人たちも、たった100万円の資産しか持たないことになってしまいます。

おいおい、何を言ってるんだ?と思いますよね(笑)。私もそう思います(笑)。散々まともな投資や経済のことを5年間も書いてきておいて、そんな吹っ飛んだ話、なんで今さら書くんだろう?と思いますよね(笑)。けどこれ本当に起こりえる話なんです。もちろん完全に、100%モラルハザードな話ですよ。けど国という組織が成り立たなくなった時、そんなモラルなんてものなくなるんです。戦争の時もモラルは書き換えられましたよね?富国強兵、大東亜共栄圏を作るんだって。。あれと同じ。起こる時は起こるんです。

なんでそんなモラルハザードを承知でしないといけないんでしょう?ポイントは国の借金(国債)です。今1000兆円くらいありますよね。毎年50兆円ずつくらい増えていって、10年で倍になりました。国民から借金をして偽りの景気を作り続けてきたこの20年間ですが、それもいつまでも続けられるわけないですよね?だから通貨単位を1/100にして1000兆円の借金を10兆円にするんです。10兆円だったら、頑張れば1年で返せます(笑)。

1/00というのはあくまで例えばの話なので、具体的な比率はわかりません。どんな基準でどんなモラルで決めるのかもまったくわかりません。けれど都合の悪い真実に国の数字を合わせるという行為であることはたしかでしょう。

過去、既にデノミネーション(デノミ)を行なってきた国をここにまとめます。


1993年:ウルグアイ(1/1000)
1994年:ユーゴスラビア(1/10億)
1998年:ロシア(1/1000)
2005年:トルコ(1/100万)
2005年:ルーマニア(1/1万)
2008年:ジンバブエ(1/100億)
2009年:ジンバブエ(1/1兆)
2009年:北朝鮮(1/100)
2009年:鳩山由紀夫首相がデノミネーションを検討。政権交代により実施されず。



実際に6年前日本も検討をしていたことは明らかになっています。そこから更に国債残高は増えています。いつ検討するのか?そんなもの完全なインサイダー情報で我々一般人にはわかりません。起こる時は突然起きます。

デノミ対策としては簡単。資産を外貨にしておくだけです。既に円安が大幅に進行してきているので、多くの方が資産を外貨にしているところでしょう。けれどそれでも日本国債の借り手がまだいるということは、まだまだ外貨にしていない方が圧倒的に多いという証拠でしょう。みんなが外貨にしていたら、国債の買い手がいなくなり即破綻だからです。

逆に事前にデノミをわかっていて、事前に資産を外貨にしておいて、デノミ後通貨を買い戻したことで裕福になったのが一部のロシア人富豪です。投資で勝ったということですね。だから日本人にとって外貨にしておくということは、

・預金封鎖対策
・円安対策
・デノミ対策
・金利を取る


ということで、いずれにせよ意味のあることだと言えますね。


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