自分の敵は海外でも投資でもなく身の回りの保身な(保守的な)人間達
2015-07-21
投資家の失敗例の続き。自分の敵は海外でも投資でもなく、身の回りの保身な(保守的な)人達です。日本というのは、国単位で洗脳主義の国です。戦争時にみんな帝国主義が正しいことだと思って大陸へ行き、侵略していったのは今となると洗脳されていたと思えますよね(安倍政権の安保法案反対から見られるように)。
戦争は極端な例と言われるかもしれませんが、多かれ少なかれこれと同じことが起こっています。保守的(マジョリティ)な人達は自分たちの正当性を掲げるために、他者を否定します。特に私から見て目立つのが士業の人たち。弁護士、税理士などですね。士業というのは、当然ながら国からもらったライセンスがあってこそできる業なので、そのライセンスという権威を守るのが第一原則です。そして国というシステムを勉強し資格を得ているわけですから、そのシステムの代弁者となり、システムに当てはまるように活動するのが士業です。
日本という国で生きていく限り、もしくはビジネスをしていく限り、彼らと関わらなければいけないものです。費用がかかるわけですから関わらない方が得なのですが、他者がそれを強いてきます。そして下手をすると自分がお金を払って雇っている彼らに足を引っ張られることになります。飼い犬に手を噛まれる、というやつですね。彼らも商売としてやっているので、儲けようとする際に他人を蹴り落としたくなる気持ちはわからなくもないですが、それで顧客(顧問先)の利益が損なわれるのはいかがなものでしょうか。
我々がアドバイスしているものの中に、国内の投資先と海外の投資先があります。いずれも同じ仕組を用いているので、システムとしては同じです。けれどこれが日本の士業に意見を求めると、保守的な人間ほど否定してきます。投資家(候補)は大丈夫かな?と思って質問しているわけですから、それを肯定し否定することはいとも簡単なことです。否定することによって何もしなければ得も損もありません。士業にとって顧客が投資で得をしてもいいことないけれど、損したら恨まれますからね(笑)。そして自分はそれ以上の勉強をしなくて済みます。弁護士なら海外の英語の書類や海外の法律。税理士なら海外絡みの税務とそれを確認するための英語書類です。同じ顧問料をもらうだけなら、めんどくさいことには関わりたくないのです。
とはいえ、これ士業に限らないことなんですけどね。身の回りには足を引っ張る人ばかりでしょう。ない方の方がよっぽど成功します(海外投資でもビジネスでも)。引っ張る人がいてもそれを自分の力で振り払えた(もしくはそもそもそういう人間には話さない)人は、また強くなりますね。そういう人達に投資でも人生でも成功してもらいたいです。
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