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日本に来る外国人のマナーが悪いのか?迎え入れる日本人にマナーがないのか?

2017-07-28
福岡にいると、外国人(特に中国人、韓国人)が多い。ツアーでバスに乗ってやってきて、キャナルシティでバクガイをしていってくれるそう(最近は落ち着いたそうだが)。Airbnbも福岡はかなり多く、ホテルに住まず普通のアパートに出入りしている姿もよく見かける。

そこで日本人がよく口にするのが

「外国人はマナーが悪い」

とのこと。ここでいう「マナー」というのは、日本人にとっての都合の良いマナーであって、外国人のマナーのそれとは交わらない。というか各国、各文化毎にマナーなんていうのは大かれ少なかれ存在して、一つのマナーを他人を強要するということ自体が、国際的社会でのマナーがなってない(笑)。

なので、私からすれば「マナー」なんていう言葉を使った者の負けだと思う。相手を知る努力もせず、相手とコミュニケーションを取る努力もせず、相手のことを尊重する努力を放棄した言葉が「マナー」である。だから「マナー」なんて言い出す人間と関係することがない。それ以上の世界も会話もないからである。

常々言っているけど(私を知ってる人はくどいと思ってるかもw)、社会にも人生にも必要なのは多様性。多様性と可能性を受け入れて、その中で切磋琢磨して相手を知り、コミュニケーションを取り、尊重し、競争をするから発展と成長がある。国家の中を見てみて、多様性がない国は成長しないと思っている。それ以上の可能性なんてないし、多様性が求められるこの世界、この時代についていけない。本人達がそれでいいと言ったところで、しっぺ返しは自分に返って来て、必ずどこかで損をするようになっている。

「チーズはどこへ消えた?」の著者が最近亡くなったが、私がこの本を読んだのはもう17年も前のこと。チーズがずっとそこにあると思うな。変化をしていけ。という話だけれど。今回の話も延長線上にある。多様性を求め、時代の変化と世界の変化についていく(本当は追い越してその先をいくといい)ことが必要なのだ。そしてこの17年の間にこの普遍の真理は何も変わっていないし、むしろこの17年間でこれを実践してきたかどうかで相当の差がついていると思う。

しかし大事なのは常に

「遅すぎるということはいつでもない。今変わればいいだけ。」

変化と多様性に恐れず挑んでいきましょう。
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