本当に相手のことを考えて言う人、好かれるために言う人
2018-05-29
自分自身もそうだし、友達や同僚、顧客もそうだろうけど、人と関わっていく上で2種類の対応の仕方があります。1)本当に相手のことを考えて、その人にとって最も良いと思うことを話す。
2)その人が言ってほしそうなことを言ってあげる。
なんかどっちも悪い人ではなさそうですよね(笑)。けれど内容自体は結構真逆なことが多いと思います。
人生は厳しいもので、困難がたくさんです。プライベートであれば、結婚、離婚、トラブル、家族紛争など。投資であれば損失。保険であれば人情で加入してしまった保険が実はどうしようもないものだった、などです。
そんな時、プライベートだったら友達に相談してた時の反応が、イエスマンだったら2)のタイプ。あなたにとって居心地の良い関係、気持ちをごまかせるようなことを言ってくれます。もちろんそれが悪いというわけではありません。けれど実際に問題解決や人生の本質に近づけるかといえば違いますよね。
そんな時必要なのが1)のような人。あなたのことを本当に理解し、あなたにとって辛いことでも、現実であればちゃんとそれを事実として伝えてくれ、一緒にそれに向き合って問題解決策を探してくれる人。だからといってなんでもその人に任せっきりもよくありません。あなたがちゃんと自律するため、ゆっくり歩幅を合わせ一緒に横で歩き、時には後ろに下がり、最悪の場合はセーフティネットになってくれるような存在です。
我々のようなビジネスでいうなら2)は証券マンや保険屋に多いパターンですよね。証券マンは相場が上がってる時には「買いましょう」と言い、下がりだすと「売りましょう」と言う。だからいつも顧客は損をしてしまいます。本当は1)のような証券マンがいたら、下がっている時に「買いましょう」と言い、上がってる時にちゃんと「売りましょう」と言ってくれます。
保険屋だったら
2)「あなたガンになったらどうしますか?」
「万が一のことがあったら家族は大丈夫ですか?
「みんなこれ(保険)やってますよ」
と言う。
けれど本当は・・・
1)「その保険無駄ですよ。やめて無駄な保険料払うのやめましょう」
と言ってくれる保険屋さんが本当に信頼できる人です。
はい、もうおわかりかと思いますが、弊社K2は私を筆頭に、すべてのスタッフ(アドバイザー)はこの1)の立場でいるようにしています。というか私がわざわざそれを言わなくても彼らは最初から1)のようなアドバイザーだったから、うちで私と一緒にやっている、と言ったほうがいいかもしれませんね(笑)。
いつもどっちかが正しくてどちらかが間違ってる論をしたがる人が多いので、敢えて繰り返して言いますが、どちらが正しいという話ではありません。あなたが何を求めているか?です。楽な人生、とにかく悩むことから逃げたい方は2)。誤魔化して生きるのはもう嫌、本当に自分がしたいこと、自分にとって良いことをしていきたいという方は1)が必要です。あなたがどちらのタイプかだけは、あなた自身が決めてください。
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