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日本がいい論争と海外がいい論争

2018-08-13
先に答えを言うと、世界中どの都市もどの国もどちらも良いところがあるし悪いところがあるのだが、どちらかに偏りたい人間は、どちらがいいから自分はそうしているというポジショントークをしたがる。

日本がいいという人は、

・安全
・キレイ
・法整備がしっかりしている
・サービスが行き届いている
・コスパがいい
・日本語だけで生きていける
・医療費、介護料安い


などを主張する。いずれも事実だけど、その裏には高い税金、プラス借金(国債)があるからこそ維持できている社会。逆を言うとその対価だから、そうなっていて当然だろうとも言える。一方、そのせいで新しい産業もビジネスも生まれず、グローバル社会では孤立し、世界のスピードについていけていない。日本にずっといるとそれにすら気づかないから危ない。

対して海外がいいという人の主張は、

・多様性が有り色んな考え方、価値観がある
・ビジネスチャンスがたくさんある
・良い金融商品(投資、保険)がいくらでもある
・良い教育


という。けれど、20年デフレを通した日本と比べると、すっかり海外の物価は高くなっているし、多様性がある分、言語ができないと話にならない。ビジネスチャンスはたくさんあるけれど、ルールは各国で違うし、競争も激しい。そして当然治安悪い、汚い、うるさい、道ボコボコで運転大変。けれど今後激化する国際競争でも生きていける人間になっていける。そして借金は日本より全然ないから、将来潰れる心配はそこまでしなくていい(大事な資産も守れる)。

表があれば裏がある。片面だけ見ていたら落とし穴に落ちる。どちらも認めた上で、どちらの良い面も取っていくのが賢い生き方だと思う。どちらかでしか生きれないのに、他者批判をするのは論外。程度のいいセンスのある生き方をしよう。
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