フックをかける
2020-03-05
営業、マーケティング、教育、友人、恋愛などなど実はする作業は同じ。「フックをかけていく」
ということを繰り返していくだけ。
例えば営業なら、客に覚えてもらうようにその人の特徴やその会社の特徴を抑え、自分や売り込みたい商品というフックをかけていく。一度のフックでは忘れられてしまうかもしれないけど、フックが多くなればなるほどどうしても忘れられないようになり、必要だとどこかのフックで思ってもらえる。
マーケティングだと一番わかりやすいか。Googleならロングテール。広告なら購買者の目につきやすいキャッチやフックをたくさんかける。一度じゃダメだからディスプレイ広告とか使ってフックを増やしていく。
教育でいうなら、子供の記憶に残るフックをたくさんかける。母の味だったり、旅行だったり、何かを一緒に作ったり。今日学校で何があったかを食卓で話すことで、親と子の記憶のフックになる。興味を持つかな?というフックをたくさんかけてみることで、どこかで関心持つことを見つけたり、夢中になれるものを見つけられる。
友人だったら、今どきSNSがあるからわざわざ連絡をしたり会わなくても、どんな風に生きてるのかってだいたいわかる。なんだかみんな悩むこと多いけど、実はどれも大したことじゃないから、わざわざそのために時間作ってお茶したりご飯したりお酒飲んだりとかの時間の方がもったいない。そんなことよりも、本当に仲がいいならその友人にとって大事なことをよく理解し、適宜必要な情報をシェアする。これは会って話すタイミングだなって思ったら会って話す。誰かを紹介する。そうしてフックをかけていく。
恋愛だったら、フックをかけていくことで愛を育む。都合がいい、利害が一致する付き合いなんて、所詮ただの結婚。子供を持って、家を持って、家計を一緒にして・・・って作業繰り返していくだけ。それよりも何をしたら喜びかな?とか〇〇を一緒にしたいな、この話やこの味を共有したいな、っていうフックをかけていくことが愛を育む。
例を上げたらキリないけど、どれもすることは同じ。一見地味だけど、フックをかけないのは水をザルで受け止めようとすることと同じ。何も残らない。ルーティン、作業、時間の浪費、老化、衰退。フックをかけよう。
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