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お金を借りて投資をすることは良くないことか?

2021-01-23
金融マンでも議論になるのが

「お金を借りて投資をすることは良くないことか?」

先に答えてを言うと

「間違っていることではない」

である。

ローン会社からお金を借りて車を買う、銀行からお金を借りて家を買う、投資家からお金を借りて事業をする、消費者金融からお金を借りてパチンコをする。
いずれも本人が欲しいと思ったら、「時間選考率」が優先され、自己責任での元にお金を借りて買ったらいい。
人に迷惑をかけるわけでも暴力を働くわけでもないので、誰にとやかく言われることでもない。

けれどこれが投資をするためにお金を借りる、だと貸してくれる銀行はいなくなる。
証券会社では一定の制限を設けて、信用取引や持株を担保にお金を貸したりする。
FXをする上でもレバレッジをかけることができる。
けれどこれは全て日本国内であれば金融庁の決めたルールに則って行われる。
金融庁のルールが全て正しいわけではないことは、時流によって規制がコロコロ変わることからも皆さんおわかりだと思う。
FXの「レバレッジ規制」や消費者金融の「利息制限法」がそれである。

高い金利を支払ってでもリスクを取りたい、リターンを欲しい、時間価値を優先したいという投資家にとっては、お金を借りる権利がある。
2者間の合意の元、市場経済で決められればいいことだから、規制を受ける謂れはない。
けれど規制を受けたことで、借りたいお金のない人たちは消費者金融からもどこからも借りることができなくなり、消費者金融はお金をもっと持ってる人にだけ貸すようになり、更に富の格差ができるようになる。
FXであれば、元金が多い方が同じ10%のリターンでも稼げる額が違うので、お金持ちほど更にお金持ちになれる可能性ができた。

つまり誰がなんと言おうと、皆さんがお金を借りて投資をしたければどんどんしたらいいということ。
世界で最も金利の低い日本で預金することは無駄だけれど、お金を借りることは最も効率の良いこととなる。
そして今は日本にいても世界中に投資をすることができる(念のため付け加えておくと、金利が低いということは、景気が悪いから低いのだから、その国に投資をする理由はない)。
ローン金利以上のリターンがあれば、絶対にした方がいい。
海外なら固定金利で年3%が必ず付くのだから、それだけでもリターンとなるw
株、ファンド、ヘッジファンド、オルタナティブ、積立投資ならもっと期待リターン高いよね。

ということで、皆さんどんどんお金を借りましょう。
ただし前述の通り、「投資をするためにお金を借りたい」と言っては貸してもらえないので気をつけてくださいね。
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