自由とは何か? ~自律と他律

2010-06-19
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以前のブログでご紹介したこちらの本。


これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
(2010/05/22)
マイケル・サンデルMichael J. Sandel

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この中の一節にとてもいい内容があったので、ご紹介しようと思います。ただちょっと哲学的なので、興味ない方はとばしてくださいね(笑)。

哲学者であるエマヌエル・カントは言ったそうです。本当の自由な行動とは自律的に行動すること。

自律的の反意語として他律的という言葉を用い、他律的の定義として、自分以外のものが下した決定に従って行動することとしている。

例えば、ビリヤードの球を手から放すと球は地面に落ちる。落ちていく球は自由に行動しているわけでなく、重力というのもによって決められ、落ちていくのである。

もう一つ例えて言うと、例えば大学の同じクラスに一生懸命勉強しているクラスメートがいる。彼に「なんでそんなに一生懸命勉強するのか?」と聞くと、彼は「いい成績を取って、投資銀行に就職して、将来はヘッジファンドマネージャーになって、お金持ちになりたい」という。これも一見自発的に行動し、頑張って勉強をしていると思われがちだが、これもまた自律的ではない。

では自律的な行動は何か?

カントの概念だと、自分が定めた法則に従って行動することとしているので、例えばいい成績を取ったらいい就職が見つかる、という他人が作った仕組みの上でのことではなく、自分の純粋な好奇心、探究心からその学問を勉強し、さらにそれを活かして(商品なのかサービスなのかはともかく)何かを生み出すことがおそらく自律に値するのであろう。

要は社会や会社、学校やマスコミの雑音に耳を貸さず、純粋に自分自身の内を見つめればいいのだと思う。そこで自分の求めるものがわかってから、そのために自律的に行動できるかどうかはまた人それぞれ難しいとは思うが、ただ自分を見つめるところまでは誰でもできることだと思う。

今日は投資と全く関係ないお話でした。。

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コメント:
トラックバックありがとうございます。
 先日信州大学の哲学の公開講座に参加した際、ブログには書きませんでしたが三谷尚澄准教授がナチスドイツの狂行を例に哲学の怖い面を熱心に質問時間を利用して時節を展開していました。カントを勉強するとこの例を出す学者もおり有名なことなのですが、哲学はするもの、理解するものこのレでそう思うのであるから、己の自律からみれば的を得ていません。

 そのように見えるときに、そうではないだろうと自律することが大切だと思いました。

 私は文章が下手でどうしようもありませんが今後もよろしくお願いします。
[2010/06/25 17:43] | 信濃大門 #- | [edit]












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