外資の常識 ~藤巻健史
2010-07-28
元JPモルガン東京支店長だった藤巻健史さんの本で『外資の常識』というのを読みました。ちなみに藤巻さんは日本人で唯一のジョージ・ソロスのアドバイザーもしていました。
表紙はこんな感じであまりおもしろそうな本には見えないのですが(藤巻さん、ごめんなさい!)、中身は最高に面白いです。
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タイトルは『外資の常識』となっていて、ずいぶんお固い形ですが(そもそもなんでこんな名前にしたんだろう?)、中身は金融の世界とはかなり遠ざかって、藤巻さんの私生活(同僚、部下、子ども、奥さん、犬など)の話ばかりです。しかもユーモアたっぷりで、分厚いハードカバーの本なのに、すらっと読んでしまいました(ちなみにこれもブックオフで100円で買った本)。
藤巻さんの人柄もあり、つらい金融の世界(中でもトレーダーの世界は厳しい)のはずが、かなり楽しそうな世界に見えてきます。
元々は『プロパガンダ』という、藤巻さんがモルガンにいた時に手書きで書いていたマーケットコメントの中に書かれていた内容を、一冊の本にまとめあげたものです。
ちなみに今は手書きのメモではなく(まだ手書きも書いてるんですかね?)、ブログで書かれています。
※『藤巻健史プロパガンダ』はこちら
僕のブログも藤巻さんのプロパガンダくらい面白いものにしたいですね。。いい目標&お手本ができました。
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